2023年5月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。
なお、今月の分配金と累積リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
純資産:NAVは過去最高を記録した前月から減少
今月末時点の運用純資産額(NAV)は368,002ドル (前月比:▲11,295ドル/▲3.0%) でした。
チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表しています。
レバレッジを加味した保有ポジションの総額であるGAVなどの内訳は下記のとおりです。
今月末時点では累計入金額332,621ドルに対して、累計利益が+35,381ドル (入金額に対して+10.6%)となっています。
新規投資分を除いた単月の純粋な価格変動による損益(キャピタルリターン)は▲12,419ドルでした。
レバレッジはゼロですので、GAVとNAVは同額です。
今月末のNAVは、過去最高を記録した前月を下回る結果となりました。
相場環境次第で今後もNAVは上下すると思いますが、今後も一喜一憂せず、次の節目である40万ドルを目指して一歩一歩前進して参ります。
資産配分:引き続き目標資産配分にだいたい一致
今月末の資産配分は株式 69.1%、債券 20.5%、 商品 5.0%、金 5.4%となりました。
先月からは株式の比率が下がり、それ以外の資産の比率が上昇しました。
長期的には株式80%・債券20%という形に持っていきたいですが、今年はこのままの資産配分でいこうと思っています。
これからも市場リターンに準じたリターンを確保するため、可能な限り余計な売買は回避する方針でやっていきます。
ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。
- 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
- 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
- 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
- 新興国株:FLCH (中国大型・中型株) & VWO (新興国株)
- 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株)
- たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
- 米国物価連動債:SCHP
- 米国短期国債:VGSH
- コモディティ:GUNR (全世界コモディティ株)
- 石油:SNPTY
- ゴールド:GLDM (ゴールドETF)
地域別の内訳は、米国49.3%・先進国31.0%・新興国19.7%、47ヶ国に分散投資されています。
※国別の内訳は上位20位まで。内訳はコモディティ銘柄(GUNR, SNPTY)を含む。
地域別内訳は前月比で米国が+0.5%、先進国が▲0.1%、新興国が▲0.4%となりました。
国別比率では、No.1の米国が+0.5%、No.2の中国が▲0.5%、No.3の英国が▲0.2%、No.4の日本が▲0.1%となりました。
だいたい目標資産配分に一致していますが、中国株が勝手に値下がりして比率を下げてきているのが、困りますね。
今後も米国50%、先進国30%、新興国20%のイメージで資産配分を維持していきたいと思います。
投資活動:今月も定期買付と配当再投資のみ
今月も先月同様、VEA/VTI/VWOの定期積立と配当再投資(SCHP, VGSH, MO, BTI)のみでした。
現在のポートフォリオは、ほぼETFで構成されているため、基本的に配当は四半期末に集中します。
SCHP(物価連動債ETF)から先月に引き続き今年2回目の配当でしたが、昨年と比較するとだいぶ配当が少ないため、年末にかけて、徐々に配当が伸びてくることを期待したいところです。
来月6月は四半期末で配当がガッツリ入るはずですので、楽しみです。
規律と継続性をベースに目標に進んでいく
今月は株式市場の下落を背景にNAVが減少したため、次の節目である40万ドルまでは約3.2万ドルとなりました。
先月から1.1万ドルの下落で、これを入金でリカバリーするのは大変ですが、実際にはそのうち株価が戻ってきて勝手に回復すると思っています。
とはいうものの、運用額としては40万ドルにも満たない水準ですので、まだまだサラリーからの節約&入金がものを言うレベルです。
今後も規律と継続性を堅持し、徐々にでも目標に向かって進んでいきたいと思います。
まずは次の節目である40万ドル、そして本ブログの最終目標である運用資産からの年間CF250万円を目指し、今後も着実に進んでまいります。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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