【資産状況】2022年3月末時点のポートフォリオ

資産状況・分配金

2022年3月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。

なお、今月の分配金と累積リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。

純資産:NAVは33.7万ドルに増加

今月末時点の運用純資産額(NAV)は337,032ドル (前月比:+7,072ドル/+2.1%) でした。

チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表しています。

レバレッジを加味した保有ポジションの総額であるGAVなどの内訳は下記のとおりです。

今月末時点では累計入金額273,793ドルに対して、累計利益が63,239ドル (入金額に対して+23.1%)となっています。

レバレッジを加味したGAVは388,079ドル、レバレッジは1.15倍となりました。

新規投資分を除いた単月の純粋な価格変動による損益(キャピタルリターン)は+5,667ドルでした。

今月は追加入金はしませんでしたが、3月後半の株式市場の回復に合わせて、NAVが増加しました。

円安によって実質的な入金力が削られているのは残念ですが、今後もできるだけ入金することで2022年内のNAV40万ドル達成を目標に頑張っていきたいと思います。

資産配分:金利上昇とインフレの影響が徐々に顕在化

金利上昇にコモディティ価格の上昇が組み合わさることで、徐々に目標資産配分からの乖離が見られてきております。

コモディティ関連銘柄が好調を維持するなかで、金価格も戻ってきたことから、コモディティとゴールドの資産配分が引き続き上昇しました。

一方、急激な米国債利回りの上昇によって、債券ポジションはじわじわと損失を拡大しており、今年に入ってから資産配分が低下し続けております。

好調なアセットクラス・銘柄には十分に値を伸ばす機会を与えてあげたいこともあり、既存ポジションを売却することは今のところは考えていません。

ですので、今後の入金時に株式と債券のポジションを上積みすることで徐々にコモディティとゴールドの比率を薄めていければと思っています。

ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。

  • 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
  • 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
  • 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
  • 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株) & VNQI (米国外REIT・不動産株)
  • 中国株:FLCH (中国大型・中型株)
  • モメンタム:MTUM (米国モメンタム株)
  • たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
  • 金融:IXG (全世界金融セクターETF)
  • 製薬:大手6社 (ROG, NVS, PFE, MRK, JNJ, ABBV)
  • 米国物価連動債:SCHP
  • 米国高利回り債:USHY
  • 石油:米欧中の大手 (XOM, SHEL, SNP)
  • 鉱物:業界No.1 & No.2 (BHP, RIO)
  • 穀物:穀物メジャー (ADM)
  • ゴールド:低コストETF (GLDM)
  • 金鉱:産金量No.1 (NEM)
  • 暗号資産:ビットコインETF (BTCC.U)

地域別の内訳は、米国54.6%・先進国30.4%・新興国14.9%49ヶ国に分散投資されています。

※国別の内訳は上位20位まで。内訳はコモディティ銘柄と金鉱株を含む。

地域別内訳では先進国の比率は変動ありませんでしたが、米国が上がって新興国が下がる結果になりました

ロシアのウクライナ侵攻の影響から、ロシア株が大きく下落するとともに主要指数からも除外されたことも影響しております。

各地域の目標配分については、ざっくり米国50%、先進国30%、新興国20%くらいのイメージを持っております。

相変わらず中国株がダメダメなので、現在は新興国株の比率が若干下がってしまっていますが、中国株が何かのタイミングで復活すれば、自然と地域配分もいい感じになるのではないかと思っています。

投資活動:今月は定期積立と配当再投資のみ

今月はVEA/VTI/VWOの定期積立と配当再投資のみでした。

3月は中旬までかなり相場が落ち込んだので、レバをかけてポジションを上積みしようかと思いましたが、うだうだしている間に相場が急騰したのでそのままになってしまいました。

ただ、先月と比較して借入金利が上昇してきていることもあり、レバを低め(15%程度)に保つ今の方針でも悪くないかなと思っています。

いいタイミングでの買い増しはできなかったが今後も愚直にいきたい

今月は一時3%以上のマイナスになるなど苦しめの展開でしたが、後半に一気にプラス圏まで浮上しました。

「なんだやっぱりレバかけて買い増ししときゃよかった」とは当然思いましたが、そういうセンスや規律にかけることを自覚しているので、オールシーズンズ戦略っぽい投資手法を実践しているわけですから、まあしょうがありません。

幸いにも保有する資源株たちが気を吐いてくれているおかげで、年初来ではプラスになっていますし、今後もやるべきこと(=頑張って入金して、規律を守って余計なことはしない)を愚直にやっていきたいと思っております。

今後も航路を守って頑張って参ります。

本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。

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