2024年12月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。
なお、今月の分配金と累積リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
純資産:前月から大幅下落で55万ドルを割り込む
今月末時点の運用純資産額(NAV)は544,746ドル (前月比:▲19,080ドル/▲3.4%) でした。
チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表しています。
レバレッジを加味した保有ポジションの総額であるGAVなどの内訳は下記のとおりです。
今月末時点では累計入金額421,754ドルに対して、累計利益が+122,992ドル (入金額に対して+29.2%)となっています。
配当再投資を含む新規投資分を除いた単月の純粋な価格変動による損益(キャピタルリターン)は▲22,849ドルでした。
レバレッジはゼロですので、GAVとNAVは同額です。
NAVは今月の過去最高から大きく下落し、今年の目標であったNAV55万ドルを割り込みました。
今年はあと一歩及びませんでしたが、来年以降に目を向け、この先のNAV60万ドル、70万ドルを目指して、これからも規律と忍耐の運用を継続してまいります。
資産配分:資産配分はほぼ変動なし
今月末の資産配分は株式 81.4%、債券 18.6%となりました。
先月からの変動は株式▲0.4%、債券+0.4%となっております。
いつもどおり、市場変動がそのまま資産配分の変動として反映されております。
2025年中か遅くとも2026年にはポートフォリオの構成を株式100%にしようと思っています。
したがって、現在保有している債券ポジションをこれ以上積み上げることはせず、今後の入金はすべて株式に投下していきたいと考えています。
ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。
- 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
- 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
- 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
- 新興国株:FLCH (中国大型・中型株) & VWO (新興国株)
- 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株)
- たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
- 米国物価連動債:SCHP
- 米国短期国債:VGSH
地域別の内訳は、米国52.9%・先進国27.3%・新興国19.9%、47ヶ国に分散投資されています。
※国別の内訳は上位20位まで。
地域別内訳は前月比で米国が▲0.3%、先進国が+0.1%、新興国が+0.4%となりました。
国別比率では、前月時点でNo.1の米国が▲0.3%、No.2の中国が+0.3%、No.3の日本が+0.1%、No.4の英国が+0.1%、No.5のスイスが▲0.2%となりました。
ポートフォリオの構成はだいたい目標資産配分に一致していますので、今後も米国50%、先進国30%、新興国20%のイメージで資産配分を維持していきます。
投資活動:配当再投資&物価連動債から長期国債への乗り換え
今月は配当再投資に加え、手持ちの物価連動債ETF(SCHP)を売却して長期国債ETF(VGLT)を購入しました。
物価連動債が昨年と比較して分配金利回りがだいぶ下がったこと、長期債が時間の経過とともにじわじわ利回りが上がってきたことを考慮し、今回で入れ替えることとしました。
それ以外では配当再投資にて3,500ドル超のポジションを積み増すことができました。
この金額は円換算すると50万円超ですから、何年か前には想像もできなかったような金額を何もせずに投資することができるようになったなあと感慨深いものがあります。
これからも今後も地道に入金と配当再投資を繰り返すことによって、資産をじわじわと増やしてまいります。
来年の目標はNAV65万ドル
今年の目標であるNAV55万ドルは惜しくも達成することはできませんでしたが、これからも運用は継続していきますので立ち止まっている暇はありません。
来年の目標はNAV65万ドルですので、来年こそ目標が達成できるように頑張っていきます。
なお、来年は本ブログをはじめたときからの目標である年間CF250万円のデッドラインとなる年でもありますので、配当とNAVの両方の目標を達成して気持ちよく節目の年を締めくくりたいと思っています。
結局はマーケット次第なのですが、それを言ってしまうと元も子もないので、来年も自分ができることに集中して取り組んでいきたいと思います。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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