【資産状況】2022年7月末時点のポートフォリオ

資産状況・分配金

2022年7月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。

なお、今月の分配金と累積リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。

純資産:NAVは31.9万ドルに回復

今月末時点の運用純資産額(NAV)は319,262ドル (前月比:+10,890ドル/+3.5%) でした。

チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表しています。

レバレッジを加味した保有ポジションの総額であるGAVなどの内訳は下記のとおりです。

今月末時点では累計入金額285,256ドルに対して、累計利益が34,006ドル (入金額に対して+11.9%)となっています。

レバレッジを加味したGAVは362,557ドル、レバレッジは1.14倍となりました。

新規投資分を除いた単月の純粋な価格変動による損益(キャピタルリターン)は+9,384ドルでした。

今月は追加入金は致しませんでしたので、このキャピタルリターン+配当再投資分だけNAVが増加しております。

IB証券の借入金利も3%台まで上がってしまっているので、今後もポートフォリオ内のバランスを見つつもレバレッジは下げていく方向でいきたいと思っています。

今年の目標だった年内のNAV40万ドル達成は難しそうですが、今後も入金を継続して少しでも近づけるように頑張りたいと思います。

資産配分:ゴールドのみ低下

今月はゴールド以外は全体的に上昇したので、ゴールドの比率だけが下がりました。

コモディティの比率が再び9%を上回ってきていますが、この状況が続くようであれば、どこかで一部を利確してリバランスしようかと思っております。

ここ数ヶ月そうであったように、今後の入金もそれで何かを買うのではなく、その分レバを下げる形で対応していきたいと思っております。

ですので、ポジションの積み増しはNISA枠でのVTI/VEA/VWOの定期購入以外は配当再投資に頼ることになりますが、最近は円換算で月10万円近くは何もせずに再投資できているので、悪くないのではないかと思っております。

ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。

  • 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
  • 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
  • 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
  • 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株) & VNQI (米国外REIT・不動産株)
  • 中国株:FLCH (中国大型・中型株)
  • たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
  • 金融:IXG (全世界金融セクターETF)
  • モメンタム:MTUM (米国モメンタム株)
  • 製薬:大手6社 (ROG, NVS, PFE, MRK, JNJ, ABBV)
  • 米国物価連動債:SCHP
  • 米国高利回り債:USHY
  • 石油:米欧中の大手 (XOM, SHEL, SNP)+WDS (BHPからのスピンオフ)
  • 鉱物:業界No.1 & No.2 (BHP, RIO)
  • 穀物:穀物メジャー (ADM)
  • ゴールド:低コストETF (GLDM)
  • 金鉱:産金量No.1 (NEM)
  • 暗号資産:ビットコインETF (BTCC.U)

地域別の内訳は、米国54.2%・先進国30.5%・新興国15.2%48ヶ国に分散投資されています。

※国別の内訳は上位20位まで。内訳はコモディティ銘柄と金鉱株を含む。

地域別内訳は前月比で米国が+1.0%、先進国が▲0.3%、新興国が▲0.7%となりました。

各地域の目標配分については、米国50%、先進国30%、新興国20%くらいのイメージを持っております。

今月は米国株が月末にかけて回復する一方、先進国の反発はそこまで強くなく、かつ中国株が値を戻さなかったことから、目標配分から乖離する方向に動きました。

特に何の変哲もない地域別のアロケーションですが、中国株がどこかで爆発的なパフォーマンスを見せてくれれば、その局面では全世界株や米国株を上回ることができると思いますので、それがいつか起きることを楽しみに取り組んでいきたいと思います。

投資活動:今月も定期積立と配当再投資のみ

今月はVEA/VTI/VWOの定期積立と配当再投資のみでした。

内訳としては、定期積立が706ドル、配当再投資が800ドルで、前述のとおり、今月は何もしないで800ドル(約10万円)を投資することができました。

四半期末以外でも常にこれくらいを再投資できるようになりたいので、今後も資産規模を拡大することで毎月10万円以上の配当再投資をなるべく早く実現したいと思います。

あまり根詰めすぎないでのんびりやっていく

当たり前のことですが、基本的にパッシブ運用をしている以上、自分の努力ではリターンを押し上げることはできません。

したがって、出来ることは、どれだけ早くにどれだけ多くの資金を投下するか、という点に絞られるわけですが、この点を突き詰めすぎると日々の生活にも精神的な余裕がなくなりますし、どこかで息切れしてしまいかねません。

また、客観的に自分の状況を見てみると30代前半で30万ドル以上が運用できていますので、仮に今後1円も入金しなかったとしても、45歳頃には60~70万ドル程度まで、60歳頃には150~200万ドル程度まで、今の資産は増加するものと思われます。

現実には今後も入金を継続し、より高みを目指して頑張るわけですが、達成時期さえ気にしなければ、いつか億り人になれるだけの資産はすでに持っているとも言えます。

ですので、今後もこれまで同様に頑張りつつも、頭の片隅では「そんなに無理しなくてもそれなりの結果は得られるから大丈夫」と思うことで息切れしないようにうまくやっていきたいと思います。

本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。

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