2020年4月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。
なお、年初来のパフォーマンスと分配金実績も別記事にまとめておりますので、興味のある方はぜひこちらもご覧ください。
株価の急回復によって時価総額は2月末の水準に近づく
2020年4月末時点の保有銘柄の時価総額は159,712ドル (前月比:11,492ドル/7.8%) でした。

今月は1,742ドルの追加投資を行いましたので、価格変動により資産額が9,750ドル増加しました。
4月末時点の含み損益は▲8,200ドルほどで、およそ5%の含み損なわけですが、S&P 500やNYダウは直近の高値から15%程度下げたところにいますので、現状に特に問題意識や不安はありません。
2020年4月の投資活動は下記のとおりです。
分類 | Ticker | 銘柄 | 平均単価 | 合計価格 |
---|---|---|---|---|
高配当REIT ETF | SRET | スーパーディビィデンド 世界リート ETF | $6.38 | $1,020.80 |
インデックス | VEA | バンガード FTSE先進国市場(除く米国) ETF | $34.19 | $102.57 |
インデックス | VTI | バンガード トータルストックマーケットETF | $136.51 | $409.52 |
インデックス | VWO | バンガード FTSEエマージングマーケッツETF | $34.91 | $209.44 |
$1,742.33 |
今月は1,742ドルほど買い付けましたが、3月下旬からの株価の急反発に対し、一回底値を見せられている分、上がったところで買うのは心理的に難しく、全然買えていないというのが正直なところです。
月末時点のポートフォリオの内訳は以下のとおりです。

今月は毎月のインデックス積立に加え、新規銘柄としてセクター及び地理的な分散の観点からREIT ETFを1,000ドルほど打診買いしました。
買った次の日から勢いよく値上がりしてしまったのですが、モーゲージ市場の信用不安などでまた下げる局面が来れば買い増していく予定です。
保有銘柄の概要は以下のとおりです。
- INDEX:VTI(米国株)/VEA(先進国株)/VWO(新興国株)/ VT(全世界株)
- SPYD(高配当株ETF/S&P 500の配当利回り上位80銘柄)
- HSBC/WBK(金融株/英国・香港&豪州の金融機関)
- BTI(タバコ銘柄/高配当ADR)
- SRET(高配当グローバルREIT ETF)
- VCLT(米国長期社債ETF)
- BND(米国債券市場総合ETF)
- JNK(米国ハイイールド社債ETF)
- PFF(米国優先株式ETF)
- RDSB(コモディティ代替/英蘭石油メジャー)
- BHP/RIO(コモディティ代替/鉱物資源メジャー No.1 & No.2)
- GLDM(金ETF)
- NEM/GOLD(金代替/金鉱株 No.1 & No. 2)
ロイヤルダッチシェルが66%の減配を発表
4月30日にロイヤルダッチシェルが66%の減配を発表しました。
同社は1945年以降、一度も減配しておらず、歴史的な出来事と言えます。
4月は原油価格が歴史上はじめてマイナスになるなど、原油市場は荒れまくりました。
減配後の配当利回りは3.5%ほどですが、原油市場が持ち直せば、配当や自社株買いを含めた株主還元の水準が再び高まるはずですので、あと10年くらいは持ち続けるつもりです。
今後の資産配分変更に向けた投資戦略を熟考したい
手元の資金をいつ・どのように市場に投下していくか、というのが個人的な喫緊の課題です。
過去に思い描いていた戦略は以下のとおりです。
① 暴落相場にあたるまではオール・シーズンズ戦略に近しい資産配分を維持することで、暴落時のダメージを抑える。
② 株価がガンガン下げていくところで、債券から株式に資金を移していく。
③ しばらくは価格下落と減配を食らいまくるが、ひたすら耐え忍び、インデックス積立、配当再投資やリバランスで凌ぐ。
④ 数年後に企業の業績が改善し始め、増配が相次ぐとともに株価も上昇することで、資産総額と受取配当金が加速度的に増加(2025年くらいを想定)。
現状としては、①については比較的出来ているので、②の資産配分の変更と追加投資先の選定について、GWも活用しながら、考えをまとめたいと思っています。
現金をいくら持っていてもキャッシュフローは生まれませんので、うまくリスク資産を買い増していくことで、着実に資産を築いていきたいですね。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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