SBI証券で取り扱いのあるADR銘柄のうち、中国と香港の全銘柄について、配当利回り・配当性向等を一覧にまとめました(2020年4月28日時点)。
SBI証券では中国株は別途取り扱いがあるので、ADR銘柄として購入する必要はないと言えばないのですが、ドル建てで投資したいなど、何らかの事情でADR銘柄としての投資を検討されている方は参考にしていただければと思います。
ADRって何?という方は以下の記事にて解説していますので、興味があれば是非こちらもご覧ください。
SBI証券ウェブサイトの情報をまとめました
SBI証券のADR銘柄一覧に記載されている銘柄について、2020年4月28日時点の情報をまとめております。
各銘柄の銘柄情報としてSBI証券ウェブサイトで表示される上記の黄色部分の情報をまとめたものです。
なお、配当性向については、単純に上記の一株利益と一株配当(年間)を基に計算しています。
中国ADR銘柄
そもそも配当を出している銘柄が少なく、赤字の企業も多い印象です。
個人的には高利回りに見える石油関連企業についても、この程度の水準であれば、エクソンモービルやロイヤルダッチシェルなど欧米の大企業を買った方がいいかなと思ってしまいます。
香港ADR銘柄
個人的には赤字企業ばっかりの中国ADRよりはこっちの方がよさそうかなと思えます。
チャイナモバイルとかシンガポールのSingTelみたいにめちゃ狭い国で寡占状態の市場にいる会社はしぶとく頑張ってくれるのではないでしょうか。
配当5%くらいだとわざわざ買う気にはならないですが、ちょっと気にしておこうと思います。
各銘柄の購入に際しては必ず最新の決算及び配当状況をご確認ください
個別銘柄をきちんと調べていくと半端ない労力が必要となるので、SBI証券の情報をそのまま記載しています。
したがって、一部銘柄については、配当の停止を発表した情報が反映されていなかったり、最新の決算・適時開示に基づいた利益予想になっていない可能性があります。
上記の表は参考程度にざくっとスクリーニングするには使えると思いますが、実際の購入に際しては必ず個別銘柄の最新情報をご確認ください。
わざわざまとめておいて言うのも何ですが、中国・香港については、わざわざADRで買い付けるよりも、素直に中国株として買った方が選択肢も多いですし、通常はその方がよろしいかと思います。
しかしながら、SBI証券の全ADR銘柄の配当利回りを調べつくしたいという無駄な欲求があり、今回は参考までにまとめてみました。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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