2021年11月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。
なお、11月の分配金と累積リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
純資産:NAVは30.9万ドルに減少
今月末時点の運用純資産額(NAV)は309,476ドル (前月比:▲9,180ドル/▲2.9%) でした。
チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表しています。
レバレッジを加味した保有ポジションの総額であるGAVなどの内訳は下記のとおりです。
今月末時点では累計入金額259,544ドルに対して、累計利益が49,931ドル (入金額に対して+19.2%)となっています。
レバレッジを加味したGAVは365,979ドル、レバレッジは1.18倍となりました。
新規投資分を除いた単月の純粋な価格変動による損益(キャピタルリターン)は▲10,337ドルで、2021年9月から二カ月ぶりの10,000ドル超のネガティブリターンとなりました。
NAVは30万ドルを超えた水準で維持されているものの、次の目標である40万ドルはなかなか近づいてきておりません。
毎月記録をつけるたびに気持ちを新たにしておりますが、引き続き愚直に入金を継続し、徐々に目標に近づいていきたいと思います。
資産配分:大幅な変動はなく、目標配分を維持
引き続き目標資産配分に一致した状態が維持されています。
相変わらず長期国債を保有したい気持ちを抱きつつ、この水準じゃ買えないなあ…と思い続けて、数カ月が経過しました。
今月は株価が下げるなか、債券が相対的にアウトパフォームしました。
したがって、株式とコモディティの比率が下がり、債券の比率が若干上がっております。
ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。
- 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
- 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
- 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
- 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株) & VNQI (米国外REIT・不動産株)
- 中国株:FLCH (中国大型・中型株)
- モメンタム:MTUM (米国モメンタム株)
- たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
- 金融:IXG (全世界金融セクターETF)
- 製薬:大手6社 (ROG, NVS, PFE, MRK, JNJ, ABBV)
- 米国高利回り債:USHY
- 米国物価連動債:SCHP
- 石油:米欧中の大手 (XOM, RDSB, SNP)
- 鉱物:業界No.1 & No.2 (BHP, RIO)
- 穀物:穀物メジャー (ADM)
- ゴールド:低コストETF (GLDM)
- 金鉱:産金量No.1 (NEM)
- ビットコイン:ビットコインETF (BTCC.U)
地域別の内訳は、米国54.5%・先進国29.9%・新興国15.5%、48ヶ国に分散投資されています。
※国別の内訳は上位20位まで。内訳はコモディティ銘柄と金鉱株を含む。
地域別ではアメリカが若干高まり、先進国と新興国がの比率が若干下がりました。
アメリカの割合はこんな感じでちょうどいいかなと思っていますが、その他の国別の割合は近い将来にETFを活用して再調整したいと思っています。
イメージとしては、もう少し時価総額加重に近づけたいなあという感じです。
投資活動:今月は定期積立と配当再投資のみ
今月はVEA/VTI/VWOの定期積立と、配当再投資による3銘柄(BTI/USHY/SCHP)の購入のみでした。
今後も定期積立と配当再投資を継続しつつ、目標資産配分に合わせ、各資産クラスのなかで比率が下がった銘柄を買い増してバランスを整えていきたいと思います。
今後も毎月追加投資を継続し、じわじわと資産を積み上げていきたいと思います。
今後を見据えた資産配分を再検討中
最近は来年以降に向けて、目標資産配分を再考しております。
資産配分は投資における最も重要な判断ですので、しっかりと時間をかけながら、いろいろと検討をしたうえで、自分のなかでしっかりとした納得感が得られる方針を見出していこうと思います。
自分のなかでしっくりくる結論が出るまでは、余計なことはせずに現状のままでいこうと思っています。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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