2023年6月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。
なお、今月の分配金と累積リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
純資産:NAVは過去最高を大幅に更新
今月末時点の運用純資産額(NAV)は395,353ドル (前月比:+27,351ドル/+7.4%) でした。
チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表しています。
レバレッジを加味した保有ポジションの総額であるGAVなどの内訳は下記のとおりです。
今月末時点では累計入金額347,471ドルに対して、累計利益が+47,471ドル (入金額に対して+13.8%)となっています。
新規投資分を除いた単月の純粋な価格変動による損益(キャピタルリターン)は+10,236ドルでした。
レバレッジはゼロですので、GAVとNAVは同額です。
今月は定期積立に加え、14,352ドルの追加入金を行いました。
それに加えて、上述のとおり、1万ドルちょっとのキャピタルリターンが得られましたので、NAVは過去最高を大きく更新しました。
次の節目である40万ドルまであと少しです。
今後の相場環境次第で達成時期は前後すると思いますが、これからも地道に一歩ずつ進んで参ります。
資産配分:目標配分に一致した状態を維持
今月末の資産配分は株式 70.5%、債券 19.8%、 商品 4.8%、金 4.9%となりました。
先月からは株式の比率が上がり、それ以外の資産の比率が下落しました。
今月は株式市場の調子がよかったので、株式が前月比+1.4%と大きめの変動でした。
今後もパッシブ運用をベースに、市場リターンをできるだけ回収していく方針で頑張ります。
ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。
- 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
- 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
- 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
- 新興国株:FLCH (中国大型・中型株) & VWO (新興国株)
- 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株)
- たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
- 米国物価連動債:SCHP
- 米国短期国債:VGSH
- コモディティ:GUNR (全世界コモディティ株)
- 石油:386 (中国石油化工)
- ゴールド:GLDM (ゴールドETF)
地域別の内訳は、米国49.8%・先進国29.9%・新興国20.2%、47ヶ国に分散投資されています。
※国別の内訳は上位20位まで。内訳はコモディティ銘柄(GUNR, 386)を含む。
地域別内訳は前月比で米国が+0.5%、先進国が▲1.1%、新興国が+0.5%となりました。
国別比率では、No.1の米国が+0.5%、No.2の中国が±0%、No.3の英国が▲0.1%、No.4の日本が+0.1%となりました。
ほぼ目標資産配分に一致しています。
今後も米国50%、先進国30%、新興国20%のイメージで資産配分を維持していきたいと思います。
投資活動:追加入金を活用して大幅に買い増し
今月は1万4千ドルほど追加入金したので、VEA/VTI/VWOの定期積立と配当再投資以外にも様々な銘柄を買い増しました。
新規銘柄の組入はなしで、すべて既存保有銘柄の買い増しです。
買付時点での資産配分をベースにアンダーウェイトになっているポジションを積み増しました。
また、今月は四半期末で配当も多く入ったので、配当再投資による買い増しも多くできました。
今後も目標資産配分をベースに、都度足りていないポジションを買い増すスタイルで、じわじわ資産を拡大できればと思っております。
運も味方して先月のロスを取り戻せた
追加入金と株価上昇によって、にわかに次の節目である40万ドルが迫ってきました。
先月は先々月からNAVが1.1万ドル下落しましたが、追加入金分を除いても今月で完全にリカバリーすることができました。
これは完全に運(=市況)のおかげですが、長期的には株式を握っておけば、運に恵まれる(=株価は上昇する)と信じて、今後も取り組んでまいります。
次の節目である40万ドルは目と鼻の先ですので、徐々に次の50万ドルにも意識が向いてきました。
30万ドルから40万ドルは33.3%の増加率が必要ですが、40万ドルから50万ドルは25%増で到達できますので、相場環境次第では入金と合わせて意外とすぐ50万ドルに到達できそうな感じもします。
そうして少しずつ資産規模を拡大していけば、自ずと本ブログの目標である年間CF250万円を達成できるはずですので、今後も着実に歩みを進めていきます。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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