【資産状況】2021年8月末時点のポートフォリオ

資産状況・分配金

2021年8月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。

なお、8月の分配金と年初来リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。

純資産:NAVがはじめて30万ドルに到達

今月末時点の運用純資産額(NAV)は300,163ドル (前月比:+4,538ドル/+1.5%) でした。

チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表しています。

レバレッジを加味した保有ポジションの総額であるGAVなどの内訳は下記のとおりです。

今月末時点では累計入金額244,470ドルに対して、累計利益が55,694ドル (入金額に対して+22.8%)となっています。

レバレッジを加味したGAVは357,584ドル、レバレッジは1.19倍となりました。

新規投資分を除いた単月の純粋な価格変動による損益(キャピタルリターン)は+3,457ドルと、久しぶりにしっかりとしたプラスでした。

今月ははじめてNAVが節目の300,000ドルに到達しました。

来月(もしくは再来月)には多めに入金できる見込みですので、今後はこのラインをベースにしつつ、引き続き安定的な運用で資産を成長させていきたいと思っています。

資産配分:前月から大きな変動はなし

先月に追加のレバレッジを活用し、目標資産配分を若干変更(株式70%→65%、債券15%→20%)しましたが、今月は特に大きな変動はありませんでした。

どこかのタイミングで長期社債→長期国債にシフトしたいと思っていますが、金利が上がってくるまではこのままでいいかなと思っています。

ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。

  • 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
  • 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
  • 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
  • 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株) & VNQI (米国外REIT・不動産株)
  • 中国株:FLCH (中国大型・中型株)
  • モメンタム:MTUM (米国モメンタム株)
  • たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
  • 金融:IXG (全世界金融セクターETF)
  • 製薬:大手6社 (ROG, NVS, PFE, MRK, JNJ, ABBV)
  • 米国高利回り債:USHY
  • 米国長期社債:VCLT
  • 米国物価連動債:SCHP
  • 石油:米欧中の大手 (XOM, RDSB, SNP)
  • 鉱物:業界No.1 & No.2 (BHP, RIO)
  • 穀物:穀物メジャー (ADM)
  • ゴールド:低コストETF (GLDM)
  • 金鉱:産金量No.1 (NEM)
  • ビットコイン:ビットコインETF (BTCC.U)

投資活動:今月は定期積立とDRIPのみ

今月の投資活動は定期積立と配当再投資のみでした。

BTI、USHY、SCHPの3銘柄は今月の受取配当金が1株当たりの株価を上回ったため、IB証券のDRIP制度で自動的に再投資されています。

SCHPは月によって分配金が結構変動しますが、USHYとBTIは安定の高配当銘柄なので、このままじわじわと複利効果でインカムを増やしていってくれることを期待しています。

特にUSHYは毎月分配型なので、毎月じわじわと株数が増えていくこと(≒毎月の分配金の増加)を楽しんでおります。

次の目標の40万ドルに向けて頑張る

今月はしばらく足踏みしていたNAV30万ドルに到達することができ、嬉しく思っています。

30万ドルに到達した以上、次は40万ドルを目指して頑張りたいと思っています。

ここから33%ほどNAVを成長させれば、40万ドルに到達するわけで、これをどれくらい早く達成できるか頑張ってみたいところです。

愚直かつ全力の入金、配当再投資(+運頼み=マーケット次第)で、ここから1年程度で達成できる可能性もあると思っていますが、果たしてどうなるでしょうか…。

とりあえず、チャレンジングな目標として1年以内、ノルマとして2022年末までに40万ドルを達成することを目指して引き続き取り組んで参ります

本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。

コメント

  1. 春山元 より:

    こんにちは、毎月楽しみにしておりPFの参考にさせて頂いております、有益なブログありがとうございます。
    質問ですが、私は株式で米国、米国以外(voo,vea,voo)と分けて投資しておりますが、VTの様なアメリカに偏った時価総額加重に疑問を感じ、一国集中のリスクを避けるため米国30%、その他先進国50%、新興国20%の割合にしております。にこまるさんはどの様な配分とされてますでしょうか?
    お忙しい中恐縮です、今月末の投稿も楽しみにしてます。

    • にこまる より:

      コメントありがとうございます。
      8月末時点でのコモディティ銘柄と金鉱株を含めた保有株式の比率を計算してみたところ、米国54%、その他先進国29%、新興国17%でした。
      もう少し米国の比重を下げて、その分新興国を上げたいな、とは思いましたが、基本的にはVTなどの時価総額加重から極端に乖離することはしたくないと思っています。
      理由としては単純にそのような大きなリスクを取る投資判断を自分が継続的に正しく行うことはできないだろうと思っているからです。
      現状、ダリオさんの考えに共感して中国の比重を2番目に大きくしていますが、ご案内のとおり、この分はここしばらく指数をアンダーパフォームする要因になってしまっております。
      なので、あくまでオーソドックスなインデックスをベースに、多少スマートベータETFなどで色をつけつつ、やっていきたいと思っております。

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