2023年7月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。
なお、今月の分配金と累積リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
純資産:NAVは過去最高を更新し、40万ドルを突破
今月末時点の運用純資産額(NAV)は408,682ドル (前月比:+13,329ドル/+3.4%) でした。
チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表しています。
レバレッジを加味した保有ポジションの総額であるGAVなどの内訳は下記のとおりです。
今月末時点では累計入金額348,271ドルに対して、累計利益が+60,411ドル (入金額に対して+17.3%)となっています。
新規投資分を除いた単月の純粋な価格変動による損益(キャピタルリターン)は+11,952ドルでした。
レバレッジはゼロですので、GAVとNAVは同額です。
今月は定期積立と配当再投資のみでしたが、先月に引き続き株式市場の上昇を受け、NAVは過去最高を大きく更新し、はじめて40万ドルを超えました。
相場次第で40万ドルをすぐ割り込む可能性もありますが、今後も入金を継続することで40万ドル台を維持しながら、なるべく早くに次の節目である50万ドルを達成できるように頑張ります。
資産配分:目標配分に一致した状態を維持
今月末の資産配分は株式 71.2%、債券 19.2%、 商品 4.8%、金 4.9%となりました。
先月からは株式の比率が上がり、債券の比率が下落しました。
前月同様、株式市場の調子がよかったので、株式が前月比+0.7%上昇しました。
債券の比率が少し下がってきたので、次回の追加入金時にはバランスを整えたいと思います。
ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。
- 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
- 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
- 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
- 新興国株:FLCH (中国大型・中型株) & VWO (新興国株)
- 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株)
- たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
- 米国物価連動債:SCHP
- 米国短期国債:VGSH
- コモディティ:GUNR (全世界コモディティ株)
- 石油:386 (中国石油化工)
- ゴールド:GLDM (ゴールドETF)
地域別の内訳は、米国49.4%・先進国29.7%・新興国20.8%、47ヶ国に分散投資されています。
※国別の内訳は上位20位まで。内訳はコモディティ銘柄(GUNR, 386)を含む。
地域別内訳は前月比で米国が▲0.4%、先進国が▲0.2%、新興国が+0.6%となりました。
国別比率では、No.1の米国が▲0.4%、No.2の中国が+0.6%、No.3の英国が▲0.1%、No.4の日本が▲0.1%となりました。
ほぼ目標資産配分に一致しています。
今後も米国50%、先進国30%、新興国20%のイメージで資産配分を維持していきたいと思います。
投資活動:今月は定期積立と配当再投資のみ
今月は追加入金はなしで、VEA/VTI/VWOの定期積立と配当再投資のみでした。
したがって、すべて既存保有銘柄の買い増しです。
配当再投資分で577ドルでしたので、四半期末でないことを考慮すれば、ぼちぼちと言ったところでしょうか。
次回の四半期末となる9月に向けて少しでもポジションを積み増していきたいところです。
忍耐と継続で50万ドルを目指す
2カ月連続の株価上昇によって、節目の40万ドルを突破することができました。
次の目標は50万ドルとなりますが、これは現在の為替でざっくり円換算すると7,000万円ほどです。
2020年に記録を取り始めた際には、今よりも円高だったこともあり、NAVは1,500万円ほどでしたので、3年半ほどをかけて少しずつ資産を積み上げることに成功している気が致します。
正直に言えば、余計なことはせず、最初から全額をベンチマークとしている全世界株式に投下しておけば、今頃は50万ドルを突破していたと思いますが、過去を振り返っても仕方ありません。
これからも忍耐と継続をモットーにじわじわ資産を積み上げていき、最終的には本ブログの目標である年間CF250万円を達成できるレベルまで、資産規模を拡大していく所存です。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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