2021年6月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。
なお、6月の分配金と年初来リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
純資産:前月比で220ドル減(▲0.1%)
2021年6月末時点の運用純資産額(NAV)は290,985ドル (前月比:▲220ドル/▲0.1%) でした。
チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表現しています。
レバレッジを加味した保有ポジションの総額であるGAVやそれぞれの項目の内訳は下記のとおりです。
今月末時点では累計入金額239,700ドルに対して、累計利益が51,285ドル (入金額に対して+21.4%)となっています。
レバレッジを加味したGAVは325,589ドル、レバレッジは1.11倍でした。
新規投資分を除いた単月の純粋な価格変動による損益は▲1,526ドルと今年1月ぶりにマイナスとなりました。
もう少しで節目のNAV 300,000ドルを達成できそうなところまできました。
引き続き、愚直に入金を継続しながら、堅実な運用を心がけることで、徐々に資産を成長させていければと思っています。
資産配分:資産配分に大きな動きはなし
今月はゴールドがだいぶ値を下げたうえ、ビットコインETFが低空飛行を継続したため、金の比率がだいぶ下がりました。
そのほかは全体的に大きな動きはありませんでしたが、積立と配当再投資の効果もあり、株式の比率は若干上がりました。
先月に引き続き、更なるレバレッジ活用による債券比率の引き上げを検討しているのですが、このところ超長期債利回りがだいぶ下がってしまったので指をくわえて見ている状況です。
債券比率の引き上げに際しては株式の目標比率を70%→65%、債券の目標比率を15%→20%に変更しようかと思っています。
ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。
- 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
- 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
- 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
- 中国株:FLCH (中国大型・中型株)
- 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株) & VNQI (米国外REIT・不動産株)
- モメンタム:MTUM (米国モメンタム株)
- 金融:IXG (全世界金融セクターETF)
- たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
- 製薬:大手6社 (ROG, NVS, PFE, MRK, JNJ, ABBV)+OGN(MRKからスピンアウト)
- 米国高利回り債:USHY
- 米国長期社債:VCLT
- 米国物価連動債:SCHP
- 新興国ドル建債:VWOB
- 石油:米欧中の大手 (XOM, RDSB, SNP)
- 鉱物:業界No.1 & No.2 (BHP, RIO)
- 穀物:長期連続増配 (ADM)
- ゴールド:低コストETF (GLDM)
- 金鉱:産金量No.1 (NEM)
- ビットコイン:ビットコインETF (BTCC.U)
投資活動:今月も前月同様、定期積立と配当再投資のみ
今月の投資活動は一般NISA枠での定期積立(VT)と配当再投資(その他4銘柄)のみでした。
今月の配当受領額と投資額がほぼ同じだったこともあり、レバレッジは月末時点で1.11倍と先月から変動なしでした。
上述のとおり、もう少しレバをかけたいと思っていますが、今後も慎重さを失わず、マーケットの調整局面で買い向かえる余力は常に残しておきたいと思っています。
レバレッジと資産配分だけ気にしておけばいいかな…
今月は全くと言っていいほど、投資関連の活動に時間を割きませんでした。
ETFを活用し、広く分散したポートフォリオを一旦作ってしまえば、正直なところ、特にやることはないなと思う次第です。
このまま時間をかけて堅実に資産規模を拡大していけば、実労働ほぼゼロで潤沢なCFを得られる状態にそのうち辿り着けると思っています。
どれだけ早くそこに辿り着けるかは入金力の勝負ですので、どちらかというとそちらの方が重要だなと最近は特に感じています。
とはいうものの、何もしないのはつまらないので、時間があるときに新しいアイディアや投資戦略について考えつつ、今後も楽しみながら運用を継続して参ります。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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