2020年10月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。
なお、10月の分配金と年初来リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
時価総額:追加投資により9月末からは微増
2020年10月末時点の保有銘柄の時価総額は216,890ドル (前月比:+4,669ドル/+2.2%) でした。
ただ、今月の追加投資を除いた価格変動による損益は▲3,420ドルで9月に引き続き相場変動でだいぶ金額が減りました。
9月と10月でざっくり10,000ドルくらい投下しているので、この2か月はほぼ全額が価格変動で吹っ飛んでいることになるわけですが、粘り強くタイミングと資産配分を見ながら、中長期的に頑張ってくれそうな銘柄に引き続き資金を投下して参ります。
資産配分:株式と金が微増、債券が微減
各資産クラスの9月末→10月末(目標配分)の推移は以下のとおりとなりました。
株式 42.2%→43.1%(50%~)
債券 41.4%→40.1%(~35%)
商品 8.2%→8.2%(7.5~10%)
金 8.2%→8.6%(7.5~10%)
今月は株式・コモディティ・金に追加投資を行いましたが、価格変動の影響もあり、思ったほど資産配分の調整は進みませんでした。
年内目途で債券を一部売却し、その資金を主に株式に振り向けることで目標資産配分に到達したいと考えています。
各セクターの内訳・概要は以下のとおりです
- INDEX:VTI(米国株) & VEA(先進国株) & VWO(新興国株) & VT(全世界株)
- SPYD:高配当株ETF/S&P 500の配当利回り上位80銘柄
- REIT:RWR&SRET/米国REIT ETF&高配当グローバルREIT ETF
- TOBACCO:タバコ株(BTI&MO/世界大手&米国最大手)
- HEALTHCARE:製薬大手5社(PFE, MRK, GSK, JNJ, ABBV)
- BANK:銀行株(HSBC&WBK/英国・香港&豪州の金融機関)
- UL:生活必需品銘柄/長期連続増配
- NGG:英国公益企業/高配当ADR
- CAH:米国医療流通大手/長期連続増配
- LEG:米国老舗企業(バネ)/長期連続増配
- VCLT:米国長期社債ETF
- TIP:米国物価連動債ETF
- JNK:米国ハイイールド社債ETF
- PFF:米国優先株式ETF
- BHP/RIO:鉱物資源メジャー No.1 & No.2
- RDSB:英蘭石油メジャー
- ADM:穀物メジャー/長期連続増配
- GLDM:金ETF
- NEM/GOLD:金鉱株 No.1 & No. 2
投資活動:権利落ち前のBTIを追加購入
今月の投資活動は下記のとおりです。
分類 | Ticker | 銘柄 | 平均単価 | 総額 |
---|---|---|---|---|
石油メジャー | RDS.B | ロイヤル ダッチ シェル ADR B | $24.60 | $1,009 |
ゴールドETF | GLDM | SPDRゴールド ミニシェアーズ トラスト | $18.83 | $1,506 |
製薬大手 | ABBV | アッヴィ | $88.24 | $529 |
製薬大手 | GSK | グラクソ スミスクライン ADR | $37.59 | $526 |
銀行株 | HSBC | HSBC ホールディングス ADR | $19.66 | $1,081 |
医療卸 | CAH | カーディナルヘルス | $45.00 | $2,520 |
インデックス | VEA | バンガード FTSE先進国市場(除く米国) ETF | $41.57 | $125 |
インデックス | VTI | バンガード トータルストックマーケットETF | $175.28 | $526 |
インデックス | VWO | バンガード FTSEエマージングマーケッツETF | $44.44 | $267 |
$8,089 |
今月は逆張り的に株価が安くなっている(≒私が評価損を抱えている)銘柄を中心に追加購入しつつ、新規銘柄として米国の医療流通大手のカーディナルヘルス(CAH)を組み入れました。
一般NISA枠で積み立てているVEA/VTI/VWOも引き続き購入しております。
リバランス含めて年内も積極的に追加資金を投下していくつもり
10月は最終週に株価が大きく下落しました。
新規銘柄のCAHも本来は来月以降の購入を見据えてウォッチしていたのですが、思いの外、株価が落ちていたので、長期的にはこの水準で十分イケると判断して買いを入れました。
10月最終日も株価は下げており、11月以降も荒れそうな雰囲気もありますが、そうなれば債券→株式へのリバランスも含めて、自分が納得して買える水準になった銘柄を怯むことなく買い入れて参ります。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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