2021年5月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。
なお、5月の分配金と年初来リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
純資産:前月比で8,138ドルの増加
2021年5月末時点の運用純資産額(NAV)は291,205ドル (前月比:+8,138ドル/+2.9%) でした。
今月から保有ポジションの総額であるGAV(NAV+レバレッジ)もグラフに表示してみました。
チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表現しています。
今月末時点では累計入金額239,539ドルに対して、累計利益が51,666ドル (入金額に対して+21.6%)となっています。
レバレッジを加味したGAVは324,425ドル、レバレッジは1.11倍となっております。
今月行った定期積立と配当再投資による追加の資金投下を除いた単月の純粋な価格変動による損益は+7,098ドルと前月に続き大幅なプラスでした。
NAVベースで節目の300,000ドルが見えてきました。市場に大きな動きがなければ、6月か7月には入金によって突破できそうですが、引き続き気を引き締めて頑張っていきます。
資産配分:目標資産配分に合致するアロケーションを堅持
今月はゴールドが値を戻してきたので、ビットコインETFで40%近い含み損を出しながらも金の比率が上がる結果になりました。
そのほかも全体的に大きな動きはなく、堅調なパフォーマンスだったと思います。
今考えている課題としては、更なるレバレッジ活用による債券比率の引き上げですが、もう少し債券利回りが上がるまで待ってもいいのかな、と思っています。
いずれにせよ、頻繁にポートフォリオの資産配分をいじるのは好ましくないと思っていますので、債券比率を引き上げるにしてもそこまで極端なことをするつもりはありません。
ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。
- 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
- 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
- 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
- 中国株:FLCH (中国大型・中型株)
- 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株) & VNQI (米国外REIT・不動産株)
- モメンタム:MTUM (米国モメンタム株)
- 金融:IXG (全世界金融セクターETF)
- たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
- 製薬:大手6社 (ROG, NVS, PFE, MRK, JNJ, ABBV)
- 米国高利回り債:USHY
- 米国長期社債:VCLT
- 米国物価連動債:SCHP
- 新興国ドル建債:VWOB
- 石油:米欧中の大手 (XOM, RDSB, SNP)
- 鉱物:業界No.1 & No.2 (BHP, RIO)
- 穀物:長期連続増配 (ADM)
- ゴールド:低コストETF (GLDM)
- 金鉱:産金量No.1 (NEM)
- ビットコイン:ビットコインETF (BTCC.U)
投資活動:今月は定期積立と配当再投資のみ
今月の投資活動は一般NISA枠での定期積立(VT)と配当再投資(その他3銘柄)のみでした。
今月の配当受領に伴い、レバレッジは月末時点で1.11倍と先月の1.12倍から若干下がりました。
今後もパフォーマンスがよい時期にはレバレッジを低めに維持することで、マーケットの調整局面で買い向かえる余力を残しておくつもりです。
シャープレシオを見つつ、レバレッジと資産配分を管理したい
私が活用しているIB証券ではPortfolio Analystという機能を使えば、自分のポートフォリオのシャープレシオが確認可能です。
これにはSBI証券で別途積立ている全世界株の分は反映されないのですが、結構参考になると思っています。
オールウェザーに代表されるリスクパリティー戦略の本質は低リスク×レバレッジなので、こういった機能も活用しながら、適切なレバレッジ水準や資産配分を模索していきたいと思っています。
もちろん過去のデータに基づいた投資判断が、将来における最適な判断となるわけではありませんが、こういったプロセスを経て、徐々に投資家としても成長していければと思っています。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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