2020年4月分の配当金実績と年初来パフォーマンスを集計しました。
今のところ分配金は増加傾向を維持
2020年4月の分配金は473ドル(税引前)でした。
今月はRIOとVTIから四半期配当の支払いがあり、単月の目標金額である500ドルに近い金額を受け取ることができました。
ただ、5月に配当を予定しているRDSB(ロイヤルダッチシェル)が4月末に66%の減配を発表するなど、少なくとも短期的には完全に下落局面となっています。
したがって、ここから先も分配金の増加傾向を維持するためには追加資金の投下が必要と判断していますので、うまく資産を買い集めていきたいと思っています。
受取配当金の内訳は以下のとおりです。
銘柄 | 金額(税引前) |
---|---|
VCLT(米国長期社債ETF) | $259.04 |
BND(米国総合債券ETF) | $13.71 |
JNK(ハイイールド債ETF) | $23.76 |
PFF(優先株ETF) | $26.33 |
VTI(米国株ETF) | $13.50 |
RIO(資源メジャー) | $133.98 |
その他 | $2.54 |
合計 | $472.86 |
2020年1~4月の受取配当金は計1,572ドル(税引前)となりました。
別記事にて、2020年4月末時点のポートフォリオも公開していますので、興味がある方はこちらもご覧ください。
年初来リターンのプラ転までの道は険しい
2020年1~4月の各月のリターン(税引前)です。
2~3月に2か月連続で下げた反動もあり、4月は+6.8%とそれなりのリターンを記録しました。
上記の月次リターンを年初来に換算した数字は以下のとおりです。
年初来リターンは4月末までの4か月で▲6.7%です。
個人的にはインカムリターン(≒配当利回り)を重視しており、こちらが順調に1.0%まで積みあがったことは喜ばしく思っております。
一方、昨今の状況を考えると、トータルリターンがプラスに転じるのはなかなか難しいだろうと思っています。
普通に考えれば、今年は歴史的な大不況の年として将来歴史の教科書に出てくるレベルの経済環境になっているので、今年の運用成績は一桁台のマイナスで収まれば御の字ではないかと思っています。
基本的にはパッシブ運用スタイルを取っていますので、市況に合わせて上下しつつも、長期的に資産と受取配当金が増えていけばOKというスタンスです。
キャッシュフローを維持するためにもETFを中心に買い増していきたい
ロイヤルダッチシェルを手始めに、今後も各社の減配や破産等が出てくるはずですので、短期的には何もしなければ配当金が減っていくことが予想されます。
したがって、前述のとおり、キャッシュフローを維持・増加させるためには継続的に資金を投下していく必要があります。
具体的には価値がゼロにならないETFを中心に相対的に価格が下がっている銘柄を拾いつつ、様々な国・セクター・資産クラスの銘柄をポートフォリオに追加することで、より一層の分散効果を得られるようにしたいと考えています。
「分散投資は投資の聖杯」というレイダリオの言葉を胸に、時間軸を長くとり、大所高所から物事を判断できるようになりたいと思っております。
各人の置かれた状況は様々だと思いますが、このブログを見てくださっている個人投資家の皆さんとともにこの未曾有の事態を乗り越えていきたいものです。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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