SBI証券で取り扱いのあるADR銘柄のうち、下記の国々の全銘柄について、配当利回り・配当性向等を一覧にまとめました(220年4月28日時点)。
- ルクセンブルク
- イスラエル
- ロシア
- オランダ
- 日本
- フィンランド
- 韓国
- チリ
- 台湾
- アルゼンチン
結構マイナーな国が多いですが、ロシア株はSBI証券では直接購入することができるので、ロシア銘柄についてはわざわざADRを使う必要はないかと思います。
ADRって何?という方は以下の記事にて解説していますので、興味があれば是非こちらもご覧ください。
SBI証券ウェブサイトの情報をまとめました
SBI証券のADR銘柄一覧に記載されている銘柄について、2020年4月28日時点の情報をまとめております。
各銘柄の銘柄情報としてSBI証券ウェブサイトで表示される上記の黄色部分の情報をまとめたものです。
なお、配当性向については、単純に上記の一株利益と一株配当(年間)を基に計算しています。
ルクセンブルクADR銘柄
個人的にはヨーロッパ大陸のタックスヘイブンというイメージしかないルクセンブルクですが、SBI証券では2銘柄の取り扱いがあります(この後出てくるアルセロールミタルを含めると3銘柄)。
両銘柄ともなかなか魅力的な配当利回りですが、直近の投資家向けプレゼン資料を見たところ、このところは業績は伸び悩んでいる様子です。
イスラエルADR銘柄
聖地エルサレムをおさえているユダヤ系最強国家・イスラエルですが、SBI証券では2銘柄の取り扱いがあります。
NICEは過去5年ほどを見ると堅調に業績を伸ばしてきていますが、TEVAはこのところあまり調子はよくなさそうです。
イスラエルの10年債利回りは約0.8%(2020年4月28日時点)と米国債を少々上回る程度の水準です。
ロシアADR銘柄
前述のとおり、ロシア株はSBI証券なら直接購入できるので、そちらの方が多くの方にとっては望ましいかと思います。
ロシアの10年債利回りは約6.1%(2020年4月28日時点)となっています。
その他ADR銘柄
鉄鋼世界最大手のアルセロールミタルや、ポスコ、ノキア、フィリップス、台湾セミコンダクター、ラインなど、その他の国の有名企業のADRについても、上記のとおりSBI証券では取り扱いがあります。
各銘柄の購入に際しては必ず最新の決算及び配当状況をご確認ください
これまで掲載した英国・豪州・中国・香港と同様にSBI証券の情報をそのまま記載しています。
したがって、一部銘柄については、配当の停止を発表した情報が反映されていなかったり、最新の決算・適時開示に基づいた利益予想になっていない可能性があります。
上記の表は参考程度にざくっとスクリーニングするには使えると思いますが、実際の購入に際しては必ず個別銘柄の最新情報をご確認ください。
ブラジルとメキシコはともに人口も多いので、どこかでハマれば株価も大きく伸びるかもしれません。
正直プライオリティは低めですが、たまには株価動向を確認していこうと思います。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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