【資産状況】2021年12月末時点のポートフォリオ

資産状況・分配金

2021年12月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。

なお、12月の分配金と累積リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。

純資産:NAVは32.3万ドルに増加

今月末時点の運用純資産額(NAV)は323,562ドル (前月比:+14,086ドル/+4.6%) でした。

チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表しています。

レバレッジを加味した保有ポジションの総額であるGAVなどの内訳は下記のとおりです。

今月末時点では累計入金額259,501ドルに対して、累計利益が64,060ドル (入金額に対して+24.7%)となっています。

レバレッジを加味したGAVは379,481ドル、レバレッジは1.17倍となりました。

新規投資分を除いた単月の純粋な価格変動による損益(キャピタルリターン)は+10,077ドルで、前月のマイナス分をほぼ取り返す結果となりました。

NAVは32万ドルを超え、過去最高を記録したものの、S&P 500などと比較するとリターンはだいぶ見劣りますし、次の目標である40万ドルはまだ見えてきておりません。

ただ、諦めることなく、愚直に入金を継続することで2022年中に40万ドルを達成したいと思います。

資産配分:大幅な変動はなく、目標配分を維持

引き続き目標資産配分に一致した状態が維持されています。

今月は金利が上昇するなかで株価が上昇したので、株式の比率が上がり、債券の比率が下がる結果になりました。

ゴールド(含むビットコイン)の比率が若干下がってきているので、どこかでビットコインを少し買い増したいなあなどと考えております。

ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。

  • 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
  • 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
  • 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
  • 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株) & VNQI (米国外REIT・不動産株)
  • 中国株:FLCH (中国大型・中型株)
  • モメンタム:MTUM (米国モメンタム株)
  • たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
  • 金融:IXG (全世界金融セクターETF)
  • 製薬:大手6社 (ROG, NVS, PFE, MRK, JNJ, ABBV)
  • 米国高利回り債:USHY
  • 米国物価連動債:SCHP
  • 石油:米欧中の大手 (XOM, RDSB, SNP)
  • 鉱物:業界No.1 & No.2 (BHP, RIO)
  • 穀物:穀物メジャー (ADM)
  • ゴールド:低コストETF (GLDM)
  • 金鉱:産金量No.1 (NEM)
  • ビットコイン:ビットコインETF (BTCC.U)

地域別の内訳は、米国55.2%・先進国29.8%・新興国14.9%48ヶ国に分散投資されています。

※国別の内訳は上位20位まで。内訳はコモディティ銘柄と金鉱株を含む。

地域別ではアメリカが若干高まり、新興国の比率が若干下がりました。

個人的な好みとしてもう少し新興国株の比率を上げたい気持ちは持ちつつも、冷静に考えると地域別の配分はだいたいこんな感じでいいのではないかと思っております。

現状のポートフォリオは、1年間下げ続けた中国株さんが戻ってきてくれない限り、恐らくは米国株にも全世界株にもアンダーパフォームする運命にございます。

ただ、逆に言えば中国次第でベンチマークにしている全世界株を上回れる可能性もありますので、いつか来るであろう中国株の復活を信じて今年も頑張っていきたいと思っております。

投資活動:今月は定期積立と配当再投資のみ

今月はVEA/VTI/VWOの定期積立と、配当再投資による追加購入のみでした。

今月は受取配当金額が過去最高だったため、積立と配当再投資だけで4,000ドル以上追加投資することができました。

このような形で複利の力を使いながら、今後もじわじわ資産規模を拡大していきたいと思います。

ポートフォリオの組み替えは一年先送りにするか…?

先月、分配金と累積リターンの記事のなかで「資産運用において最も重要なことはトータルリターンであり、どれだけ配当を受け取れるかではない。したがって、2022年からはもう少し洗練された形のポートフォリオに組み替えたい」と記しました。

この考えに変わりはないのですが、これまでアンダーパフォームしている銘柄が今年以降リバウンドする可能性や、長期国債の利回りが想定以上に上がっていないことを考慮すると、2022年も現状のポートフォリオをベースに乗り切った方がいいかもしれないと考え始めました

中期的には長期国債の組入とともに、もう少しレバレッジを引き上げる形でポートフォリオを再調整したいと思っていますが、どのタイミングで実行するかはもう少し様子を見ようかなと思っています。

本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。

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