2020年5月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。
なお、5月の分配金と年初来リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
追加投資によって時価総額は過去最高を更新

2020年5月末時点の保有銘柄の時価総額は168,660ドル (前月比:+8,948ドル/+5.6%) でした。
今月は5,829ドルの追加投資を行ったため、価格変動による資産額の増減は+3,119ドルでした。
5月末時点では▲5,100ドル(▲2.9%)の含み損ですが、S&P 500は直近の高値から10%程度下げたところにいますので、こんなものかと思っています。
2020年5月の投資活動は下記のとおりです。
分類 | Ticker | 銘柄 | 平均単価 | 合計価格 |
---|---|---|---|---|
コモディティ | ADM | アーチャー ダニエルズ ミッドランド | $35.70 | $2,499.00 |
連続増配株 | UL | ユニリーバ ADR | $51.50 | $2,575.00 |
インデックス | VEA | バンガード FTSE先進国市場(除く米国) ETF | $35.36 | $106.09 |
インデックス | VTI | バンガード トータルストックマーケットETF | $144.45 | $433.36 |
インデックス | VWO | バンガード FTSEエマージングマーケッツETF | $35.90 | $215.42 |
$5,828.87 |
3月の急落時に今後数か月に分けて手元資金を月5,000ドル目途で投下していこうと決めたのですが、メンタルが弱いため、するする上がっていく相場を見て、意志を曲げてしまい、直後の4月は全然買えませんでした。
これからどういった相場になっていくか、私にはよく分かりませんが、分からないからこそ、5月は初志貫徹、ドルコスト平均法的に5,000ドルを2銘柄に分けて投下(穀物メジャーのADMと生活必需品セクターのUL)しました。
ともに何十年も連続増配している優良企業ですので、末永く安定的なキャッシュフローをもたらしてくれることを期待しています。
月末時点のポートフォリオの内訳と保有銘柄の概要は以下のとおりです。

- INDEX:VTI(米国株) & VEA(先進国株) & VWO(新興国株) & VT(全世界株)
- SPYD(高配当株ETF/S&P 500の配当利回り上位80銘柄)
- HSBC/WBK(金融株/英国・香港&豪州の金融機関)
- UL(生活必需品銘柄/長期連続増配)
- BTI(タバコ銘柄/高配当ADR)
- SRET(高配当グローバルREIT ETF)
- VCLT(米国長期社債ETF)
- BND(米国債券市場総合ETF)
- JNK(米国ハイイールド社債ETF)
- PFF(米国優先株式ETF)
- BHP/RIO(コモディティ代替/鉱物資源メジャー No.1 & No.2)
- RDSB(コモディティ代替/英蘭石油メジャー)
- ADM(コモディティ代替/穀物メジャー 長期連続増配)
- GLDM(金ETF)
- NEM/GOLD(金代替/金鉱株 No.1 & No. 2)
今後は債券の比率を下げ、株式の比率を高めていく
現状に対して考えていることは下記3点です。
①目標資産配分の変更
元々オールシーズンズ戦略は次の暴落局面までの防衛策として導入しており、今後は徐々に債券の比率を下げ、株式の比率を上げていきたいと考えています。
特に目標時期は決めていませんが、追加投資とリバランスによって、株式の比率を50%以上まで高めたいと考えています。
コモディティとゴールドについてはそこまで大きく動かす必要はないと考えていますので、それぞれ全体の7.5~10%程度を維持したいと思っています。
②コモディティ銘柄はしばらく買い増す必要がなさそう
今月ADMを新規銘柄として購入しており、またBHPとRIOがかなり値を戻したことから、コモディティの比率が8.5%まで高まってきています。
RDS.Bについても原油価格が35ドルまで持ち直してきており、現在の株価水準を維持してくれることを期待しています。
期待どおり物事が進めば、コモディティ銘柄を買い増す必要はしばらくなさそうだと思っています。
③目先では株式・REIT・ゴールドを買い増したい
現状、比率が下がっている株式とゴールドは今後よほどの値動きがなければ、買い増していく必要があります。
株式では、ハイリスク・ハイリターンのSRET(高配当グローバルREIT ETF)や、CFのベースとなってくれる長期連続増配銘柄などを拾っていきたいと思っています。
ゴールドについてもタイミングを見て、金ETFのGLDMや、金鉱株のNEM/GOLDに追加投資し、資産比率を7.5%以上に保っていきたいと考えています。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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