【資産状況】2021年2月末時点のポートフォリオ

資産状況・分配金

2021年2月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。

なお、2月の分配金と年初来リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。

時価総額:順調に成長し、25万ドル超を維持

2021年2月末時点の保有銘柄の時価総額は256,653ドル (前月比:+6,237ドル/+2.5%) でした。

これまでの累計入金額をオレンジ色のバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上に斜線で表現しています。

今月末時点では累計入金額227,280ドルに対して、含み益が29,373ドル (入金額に対して+12.9%)となっています。

月末の2営業日で株価は大きく下げましたが、追加の資金投下を除いた今月の純粋な価格変動による損益は+5,148ドルとそれなりのプラスで終えることができました。

今月はコモディティ銘柄が大きく値を伸ばしつつ、その他に保有する株式ETFもそれなりのパフォーマンスだったので、よい結果になりました。

一方、今月は月初から月末までほぼ一本調子で長期金利がガンガン上がりました。

月中から月末にかけては相場もだいぶギクシャクしたので、私自身は今後もETFベースのポートフォリオを維持し、仮に荒れ相場になっても保有銘柄をホールドしたまま耐え抜く作戦を継続したいと思います。

資産配分:コモディティが強く、金と債券が弱含み

各資産クラスの1月末→2月末(目標配分)の推移は以下のとおりとなりました。

  株式  71.1%→71.5%(65.0~75.0%)

  債券  14.3%→13.7%(12.5~17.5%)

  商品  7.5%→8.4%(6.0~9.0%)

   金  7.1%→6.4%(6.0~9.0%)

今月は前述のとおり、コモディティ銘柄が全体的に大きく値を伸ばしました。

それ以外では金利上昇の影響から、金価格が大きく下げるとともに、長期社債ETFも月末にかけてしっかり値を下げてきました。

この2つの資産クラス(特にゴールド)に関しては、目標資産比率を割り込むようであれば、3月にリバランスか追加資金の投入で対応したいと思います。

今後もETFの長期保有を基本戦略として、地道な資産形成に努めていきたいと思います。

ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。

  • 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
  • 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
  • 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
  • 中国株:FLCH (中国大型・中型株)
  • 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株) & VNQI (米国外REIT・不動産株)
  • 金融:IXG (全世界金融セクターETF)
  • たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
  • 製薬:大手6社 (ROG, NVS, PFE, MRK, JNJ, ABBV)
  • 米国高利回り債:USHY
  • 米国長期社債:VCLT
  • 米国物価連動債:SCHP
  • 新興国ドル建債:VWOB
  • 石油:米欧中の大手 (XOM, RDSB, SNP)
  • 鉱物:業界No.1 & No.2 (BHP, RIO)
  • 穀物:長期連続増配 (ADM)
  • ゴールド:低コストETF (GLDM)
  • 金鉱:産金量No.1 (NEM)

投資活動:定期積立と若干のポジション調整のみ

今月は下記の銘柄に余剰資金の投下を行いました。

分類Ticker銘柄平均単価総額
金鉱株GOLDバリック・ゴールド(売却)$22.45$2,850
金鉱株NEMニューモント$59.63$2,800
米国優先株PFF米国優先株式ETF(売却)$38.16$6,054
米国高利債USHY米国高利回り債ETF$41.48$6,050
インデックスVEAバンガード FTSE先進国市場(除く米国) ETF$49.01$147
インデックスVTIバンガード トータルストックマーケットETF$204.36$613
インデックスVWOバンガード FTSEエマージングマーケッツETF$54.84$329
合計$1,035

今月も一般NISA枠で積み立てているVEA/VTI/VWOは引き続き購入しております。

それ以外では下記のポジション調整を行いました。

①GOLDを売却し、金鉱株はNEMに集約

これまでも両社の決算とガイダンスを見ながら、「敢えてGOLDを持つ意味あるのだろうか?」と疑問を持っておりましたが、今月に出た2020年の通年決算を改めて確認し、金鉱株はNEMに集約することにしました。

とは言っても、NEMの保有比率はポートフォリオ全体の2.5%程度で、元々NEMとGOLDの相関性は高いので、大勢に影響するような判断ではありません。

②PFFを売却し、その分をUSHYに集約

こちらは正直まともな理由ではなく、毎月の分配金が1口価格より大きくないとIB証券でDRIP(配当再投資)が実行されないので、資金をUSHYにまとめただけです。

USHYとPFFのどちらを売却してもよかったのですが、USHYの方が経費率が低く、利回りも若干高いことから、PFFの資金をUSHYにまとめることにしました。

今後は毎月USHYから分配金が入るたびに、DRIPが発動されてUSHYの保有口数が増えていくはずですので、じわじわと複利の恩恵を受けていければと思っています。

相場動向によっては3月はある程度資金を投下したい

今月は上記のとおり、特に何もしていません。

手元の資金状況と3月の配当を考えると、3月は少なくとも5,000ドル以上は投下できる状態にはありますので、リバランス的に価格が下がっている資産クラスや銘柄に資金を補充するイメージで対応していければと思っています。

本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。

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