2022年12月までの分配金実績とリターンを集計しました。
別記事にて、今月末時点のポートフォリオも公開していますので、興味がある方はこちらもご覧ください。
今月の配当は2,976ドル、累計配当は33,488ドル

棒グラフが各月の配当、折線グラフが累計配当を示しています。
今月の分配金は2,796ドル、年間配当金額は12,775ドル、2019年8月からの累計金額は33,488ドル(いずれも税引前)となりました。
前年同月比は▲1,605ドル(▲35.0%)、年間配当は前年比で+1,008ドル(+8.6%)でした。
昨年12月は主力ETFのVIGIから資本の払い戻し(Return of capital)を含む異常な配当が出たため、今月の配当が前年同月比でマイナスになることは分かっていましたが、3,000ドルを超えることを期待していたのでやや残念な結果となりました。
年間配当は13,000ドル弱でしたが、円換算では円安の恩恵もあり、165万円ほどとなりました。
本ブログ目標額の250万円は、配当金額をここから1.5倍にすればよいわけですが、為替が今後円高に振れていくとすると、あと数年で達成できるかは微妙なところです。
ただ、仮に時期的には当初の目標に間に合わずとも、今後も人生は続いていくので出来る限りの取り組みを継続して参ります。
今月の受取配当金の内訳は以下のとおりです。

今月は四半期末かつ年末でしたので多くの銘柄から配当を受け取りました。
前述のとおり、3,000ドルには届かなかったのは残念ですが、円換算すると約40万円ですので、そう考えてみるとなかなかインパクトがあります。
累計配当金額も33,000ドルを超えて参りました。
今後も、4万ドル、5万ドルとどんどん積み上げていきたいと思います。
まだまだ先は長いですが、これからも入金と再投資によって受取配当金を着実に増大させて参ります。
月次リターンは▲1.6%、年間リターンは▲9.1%

今月の月次リターンは▲1.6%と、3カ月ぶりのネガティブリターンとなりました。
11月30日から12月30日までの全世界株(VT)のリターン(配当込み)は▲4.4%でしたので、ネガティブリターンながら、ベンチマークの全世界株はアウトパフォームしました。
債券やゴールドが期待どおり下落耐性を発揮してくれている形です。
株式のパフォーマンスが伸びてくる局面ではついていくのはちょっときついと思いますが、今後も規律を保って取り組んで参ります。
ポートフォリオの年初来リターンは以下のとおりです。

今年の年間リターンは▲9.1%でした。
VTの年間のプライスリターンは▲18.0%でしたので、年間を通してみても全世界株式をしっかりアウトパフォームすることができたと言えると思います。
インカムリターンは通年で+3.9%でしたので、結構いい感じだったと思っています。
出来れば来年はプラスのキャピタルリターンを享受したいですが、それは誰にも分かりませんので、愚直に自分に出来ることに集中して取り組んで参ります。
2020年1月からの累積リターンは以下のとおりです。

2020年1月来の累積トータルリターンは+14.9%(グラフの緑点)となりました。
キャピタルリターンは+2.5%でぎりぎりプラス圏にとどまっております。
インカムリターン(≒累計配当)は11.9%まで積み上がりました。
この数字を15%、20%と伸ばしていくことで、精神的にも経済的にもバッファを保ちながら運用していければと思っています。
なお、上記の数字(累積リターン)を年換算したものが以下です。

2020年1月来で年率+4.7%のリターンとなっております。
キャピタルリターンは年率0.8%なので、今にもマイナスに転じてしまいそうな水準ですが、トータルリターンは中長期的には6~8%くらいに収束してくれることを期待しております。
相場環境によってはこの水準に落ち着くには多少時間を要するかもしれませんが、現状の資産配分からすると現実的な期待リターンだと思っていますので、今後も地道に資産形成を進めて参ります。
配当利回り向上ではなく資産規模の拡大によって目標を達成したい
本ブログの目標は年間CF250万円ですので、この目標を達成するまでは配当金額をKPIとしてモニターしていこうと思っています。
ただ一方で、投資行動としての最適解は、インカムリターンではなくトータルリターンで考えるべきですし、税効果等を考慮するとインカムリターンは低い方がどちらかと言えば好ましいと思います。
現状のポートフォリオはそこまで配当に全振りしているわけではありませんが、トータルリターンの観点からこれ以上配当利回りを高めるようなポートフォリオ構成にすることは考えていません。
実際には現状よりも若干配当利回りが下がるような変更を加えたいと考えていますが、配当金額は時間の経過とともに増やしていきたいので、そのあたりのバランスをみながら徐々に変更を加えていきたいと思います。
元も子もない話ですが、資産運用で最も重要なファクターは入金力なので、今年も可能な限り資金を投下していくことで、着実に資産形成を進めて参ります。
本ブログの目標である年間CF250万円はまだ遠いですが、このまま取り組んでいけばいずれ達成できる目標ですので、その日まで地道に取り組んでいきます。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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