【金ETF】GLDやGLDMに代表される金投資のメリット【ゴールド】

オール・シーズンズ戦略

各国がコロナショック対策で前例のない規模の量的緩和を打ち出していますが、このような状況下で自然と投資家の意識が向くのが金(ゴールド)です。

法定通貨の価値が落ちて、相対的に現物資産で供給の限られる金の価値が上がることを期待するわけです。

金(ゴールド)ETFとしてはGLDやGLDMが有名ですが、これらはともにステートストリートが運用しています。

本日はそのステートストリートが金投資のメリットをまとめた下記の資料も参照しつつ、金投資のメリットを簡潔にまとめてみました。

【Gold for Portfolios】https://www.ssga.com/library-content/products/fund-docs/etfs/us/information-schedules/gold-family-brochure.pdf

メリットその1:金にも十分なリターンが期待できる

意外にもゴールドは長期で見てもなかなかのリターンが期待できるのです。

1971年のニクソン大統領による金兌換の停止以来、金地金価格は43.28ドル/オンスから1,700ドル/オンスを超える水準まで上昇しており、年平均成長率は7.7%ほどになります。

驚くべきことに株式の長期リターンと比較してもそれほど遜色のない水準となっています。

金価格の変動要因は様々ですが、長期的にもインフレ率を上回る価格上昇を見せていることから、世界中の機関投資家が金をポートフォリオに組み入れていることも一理あると言えます。

メリットその2:株式や債券との低い相関による分散効果

下記のグラフは2000年1月1日から2019年6月30日までの世界の主要マーケットにおける、金と株式及び債券との相関を示したものです。

米国債券とは0.28~0.29程度の相関性が見られますが、株式を見てみると、米国株式との相関は0.01、欧州株式との相関は-0.12と非常に高い分散効果が期待できる結果となっています。

レイ・ダリオもことあるごとに強調しているように、適切な分散投資を実現するためには、投資対象の数よりも互いの相関性が重要になってきます。

主要なアセットクラスである株式と債券の両方に対して、低相関もしくは逆相関を提供してくれる点は金の魅力的な点のひとつと言ってよいでしょう。

メリット3:リスク・リターン効率の改善

歴史的に金は株式市場の下落局面で価格が上昇する傾向があります。

したがって、金をポートフォリオに加えることで、下落相場におけるポートフォリオ全体の下落幅を抑える効果が期待できます。

これによって、いわゆるリスク調整後リターン(Risk-adjusted return)の改善が期待されるわけです。

実際の過去の株式市場の下落局面における金のパフォーマンスは以下のとおりです。

2007-09年の世界金融危機や、2016年6月のBrexit投票に際しても、金は価格が上昇していることが分かります。

もちろんすべての下落相場で金価格が上昇するわけではありませんが、一定の分散効果は期待できることは間違いありません。

メリット4:非常に高い流動性

これはどちらかというと巨額の資金を運用している機関投資家が重視する点ですが、金は日々の取引高が1,080億ドル(約11兆円)と巨額で、年換算だと27兆ドル(約3,000兆円)と途方もない金額になります。

したがって、小型株などと違い、高い流動性が確保されており、価格が飛ぶことや売買が成立しないとリスクは低いと言えます。

まとめ:金投資をするならGLDかGLDMを購入してみよう

ここまでをご覧になり「私も実際に金に投資してみたい!」という方は米国市場で取引されている金ETFのGLDもしくはGLDMを購入することをお勧めします。

各ETFの特徴は以下のとおりです。

一言で言えば、GLDが世界最大のゴールドETF、GLDMが最安コストのゴールドETFと言ったところでしょうか。

私自身は経費率が低いことと、最低取引金額が小さいことから、GLDMの方を好んで投資しています。

以上、金投資のメリットについての考察でした。本日も最後まで目を通していただき、ありがとうございました。

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