SBI証券で取り扱いのあるADR銘柄のうち、英国と豪州の全銘柄について、配当利回り・配当性向等を一覧にまとめました(2023年11月11日時点)。
前回まとめたのが2022年1月21日でしたので、久しぶりの更新です。
※ADRって何?という方は以下の記事にて解説していますので、興味があればこちらもご覧ください。
SBI証券ウェブサイトの情報をまとめました
SBI証券のADR銘柄一覧に記載されている銘柄について、2023年11月11日時点の情報をまとめております。
各銘柄の銘柄情報としてSBI証券ウェブサイトで表示される上記の黄色部分の情報をまとめたものです。
なお、配当性向については、単純に上記の一株利益と一株配当(年間)を基に計算しています。
イギリスADR銘柄
国際的な競争力を持つ優良企業が多く含まれていますね。
ちなみに私はこれまで英国ADR銘柄では以下を保有したことがあります。
- BTI(ブリティッシュアメリカンタバコ)
- HSBC(HSBCホールディングス)
- NGG(ナショナルグリッド)
- RIO(リオティント)
- SHEL(ロイヤルダッチシェル)
- UL(ユニリーバ)
上記はいずれも高配当(もしくは連続増配)で名高い銘柄です。
現在は投資スタイルが当時とは変わってきており、いまだに保有しているのはBTIのみですが、当時はこれらの高配当銘柄から源泉徴収税0%で入金されるのがある種の快感でした。
配当は抜きにしても、個別株を活用して、グローバルに分散したポートフォリオを構築したい方には、優良グローバル企業を多く含む英国ADRは活用の余地があると言えるのではないでしょうか。
オーストラリアADR銘柄
かつてはSBI証券で購入できるオーストラリア企業はBHPとWBK(ウエストパック銀行)のふたつしかありませんでしたが、いつの間にか上記のとおり、取扱銘柄が拡充されています。
正直、BHP以外は私は存じ上げないのですが、見たところ製薬会社ばかりのようです(コロナ期間に製薬銘柄の取り扱いを拡充した??)。
私は以前はBHPとWBKを保有していました。
いずれも高配当銘柄として有名で、当時はポートフォリオの配当利回りを高めるのに一役買ってくれていました。
運用方針の変更に伴い、現在では両銘柄とも売却済みですが、特にBHPはコモディティ銘柄としては永久保有に値すると今でも思っております。
各銘柄の購入に際しては必ず最新の決算及び配当状況をご確認ください
個別銘柄をきちんと調べていくと労力的に半端なくなり、おそらく私は死んでしまうので、SBI証券の情報を整理したうえで、そのまま記載しております。
したがって、一部銘柄については配当停止を発表した情報が反映されていなかったり、最新の決算・適時開示に基づいた利益予想になっていない可能性があります。
上記の表は参考程度にざくっとスクリーニングするには使えると思いますが、実際の購入に際しては必ず個別銘柄の最新情報をご確認ください。
個人的には英国・豪州については、現地源泉税も差し引かれず、米国株・ETFよりも税制上有利なこともあり、多くの人にとって検討に値するオプションだと思います。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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