2020年7月までの分配金実績と年初来パフォーマンスを集計しました。
別記事にて、2020年7月末時点のポートフォリオも公開していますので、興味がある方はこちらもご覧ください。
今月の分配金は300ドルを下回る
今月の分配金は294ドル、2020年の受取配当金は計3,005ドル(ともに税引前)となりました。
※実際には今月は昨年の米国源泉徴収税の還付があり、税引後で320ドルほどの入金がありましたが、これを含めてしまうと上記グラフの過去の数字とのダブルカウントになってしまうため、除外しています。
受取配当金の内訳は以下のとおりです。
銘柄 | 金額(税引前) |
---|---|
VCLT(米国長期社債ETF) | $185.43 |
BND(米国総合債券ETF) | $11.69 |
JNK(ハイイールド債ETF) | $25.91 |
PFF(優先株ETF) | $25.46 |
SRET(高配当REIT ETF) | $23.58 |
VTI(米国株ETF) | $21.70 |
合計 | $293.77 |
今月は毎月分配型ETF以外の配当はVTIのみだったため、今年に入ってからは最も少ない入金となりました。
毎月の配当金を支えてくれていたVCLTを徐々に売却していることもあり、今後は1/4/7/10月に配当を出す銘柄をポートフォリオに加えることで、毎月安定的に配当金を受領できるようにしたいと思っています。
年初来リターンがプラスに転換
7月のリターンは+4.45%と4月に次ぐ数字を記録しました。
今月は全セクターのパフォーマンスが良好でしたが、特に貢献してくれたのは長期社債ETF・金ETF・金鉱株でした。
上記の月次リターンを年初来に換算した数字は以下のとおりです。
年初来のトータルリターンは7月末時点で+1.66%(グラフの緑点)と、遂にプラスに転じました。
3月にはガツンとやられましたが、その後、想像を超えるペースでの株価回復、金利低下による債券価格の上昇、金価格の過去最高値更新など、多くのプラス要因によって、運よくここまでくることができました。
今後も従来どおり、パッシブ運用をベースに市況に合わせて上下しながら、長期的に資産額と受取配当金を増やすことを目指して運用して参ります。
安定的なコモディティ銘柄を組み入れたい
先月末に計画したとおり、今月は債券ポートフォリオ内でBND→TIPのスイッチを実行するとともに、以前より目をつけていたREIT ETFを組み入れました。
すでにポートフォリオのベースは出来上がっているので、今後は資産配分に注意して比率が下がっている資産クラスに優先的に資金を投下していきたいと思います。
それ以外で現在考えていることは下記2点です。
・配当利回りの引き上げ:取得価格ベースでの平均配当利回りは約3.6%となっており、今後も優良銘柄・ETFを適宜加えつつ、各銘柄の増配が実現されることで、今後1年ほどの間に3.8~4%程度まで引き上げられればと考えています。
・新規のコモディティ銘柄:現在4銘柄(BHP/RIO/RDSB/ADM)で構成されているコモディティ・ポートフォリオですが、RDSB(ロイヤルダッチシェル)が足を引っ張りまくっていることもあり、ADM(アーチャーダニエルズミッドランド)のような業績が安定している優良銘柄を新規に追加したいと考えています。
これからも世の個人投資家の皆さんとともに、長期的な資産運用・資産形成に勤んで参ります。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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