【資産状況】2021年1月末時点のポートフォリオ

資産状況・分配金

2021年1月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。

なお、1月の分配金と年初来リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。

時価総額:ほぼ横ばいもようやく25万ドルを超える

2021年1月末時点の保有銘柄の時価総額は250,416ドル (前月比:+3,228ドル/+1.3%) でした。

あとは今月からチャートを若干更新してみました。

皆さんが気になるのは『いくら資金を投下したうえでこの時価総額なの?』という点かと思いましたので、累計入金額をオレンジのバー、これまでの投資による利益(受取配当+含み益)を斜線で表現してみました。

今月末時点では累計入金額226,447ドルに対して、含み益が23,969ドル (+10.6%)となっています。

今月は定期積立を含め、3,600ドルを追加投資しましたので、純粋な価格変動による損益は▲372ドルと若干マイナスになりました。

皆様同様、月中は前月末比でだいぶ含み益が出ていましたが、月末の数日ですべて吐き出してしまいました。

ちょっと相場の先行きが怪しくなってきておりますので、気を引き締めて2月相場に臨みたいと思っております。

資産配分:コモディティがやや持ち直すも前月からほぼ変動なし

各資産クラスの12月末→1月末(目標配分)の推移は以下のとおりとなりました。

  株式  70.7%→71.1%(65.0~75.0%)

  債券  14.7%→14.3%(12.5~17.5%)

  商品  7.2%→7.5%(5.0~10.0%)

   金  7.4%→7.1%(5.0~10.0%)

今月は後述のとおり、株式とコモディティ銘柄(XOM)のみを追加購入したこともあり、この2つの資産クラスの比率が若干上がりましたが、ほぼ誤差の範囲で実質的には前月からは変動なしといったところです。

2月は相場が下に行きそうな気配もありますが、大きく動いた場合にはこれまで通り、リバランスで対応して参ります。

今後もETFの長期保有を基本戦略として、地道な資産形成に努めていきたいと思います。

ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。

  • 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
  • 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
  • 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
  • 中国株:FLCH (中国大型・中型株)
  • 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株) & VNQI (米国外REIT・不動産株)
  • 金融:IXG (全世界金融セクターETF)
  • 製薬:大手6社 (ROG, NVS, PFE, MRK, JNJ, ABBV)
  • たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
  • 米国長期社債:VCLT
  • 新興国ドル建債:VWOB
  • 米国物価連動債:SCHP
  • 米国高利回り債:USHY
  • 米国優先株式:PFF
  • 石油:米欧中の大手 (XOM, RDSB, SNP)
  • 鉱物:業界No.1 & No.2 (BHP, RIO)
  • 穀物:長期連続増配 (ADM)
  • ゴールド:低コストETF (GLDM)
  • 金鉱株:産金量No.1 & No.2 (NEM/GOLD)

投資活動:3,600ドルの追加投資を実行

今月は下記の銘柄に余剰資金の投下を行いました。

分類Ticker銘柄平均単価総額
タバコ大手MOアルトリア グループ$40.92$291
製薬大手PFEファイザー$36.78$250
タバコ大手PMフィリップ モリス インターナショナル$82.18$250
REITVNQバンガード不動産ETF$82.17$500
高配当株VYMバンガード 米国高配当株式ETF$90.35$1,000
石油大手XOMエクソン モービル$41.88$250
インデックスVEAバンガード FTSE先進国市場(除く米国) ETF$48.44$145
インデックスVTIバンガード トータルストックマーケットETF$198.74$596
インデックスVWOバンガード FTSEエマージングマーケッツETF$52.86$317
$3,600

追加投資時点で含み損を抱えていたり、相対的に他の銘柄にパフォーマンスで劣後していた銘柄に追加資金を振り向けました。

一般NISA枠で積み立てているVEA/VTI/VWOについても引き続き購入しております。

コロナバブルの過熱感を感じる今日この頃

月後半にはヘッジファンドvsロビンフッド族の熱い戦いがメディアを賑わすなど、コロナバブル感が俄かに高まってきているところです。

個人的にはそもそもイナゴプレイは得意ではありませんし、何よりしくじった時に気持ちのやり場がないのが受け入れられないので、こういったトレンドに与するつもりは全くありません。

むしろ、今後も『これはバブルも終わったな』と明確に言える時期が来るまでは、生き延びるために安全性を重視し、ETFをベースに相場に臨んでいきたいと思っています。

何となく『まず生き残れ。儲けるのはそれからだ。』というジョージ・ソロスの言葉を強く意識しはじめたこの頃です。

本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。

コメント

  1. ざき より:

    いつも貴重な情報、考えをありがとうございます。
    近頃、相場が荒れているので、精神的にも乱れてしまいます。
    そんなときに、にこまるさんのブログを見て、気持ちを落ち着かせています。

    • にこまる より:

      コメントありがとうございます。大したこと書いてないので、恐縮です。
      私も気持ちを落ち着かせて2021年も運用して参りたいと思います。一緒に頑張りましょう。

  2. ゆみ より:

    にこまる様
    とても参考になるサイトで、勉強させてもらっています。
    私は投資歴10年ほどですが、きちんと資産管理をしておらず、今年からちゃんとしようと思っているところです。
    ひとつお聞きしたいのですが、にこまる様のポートフォリオをグラフで表示されていますが、自分でお作りになっているのでしょうか?それともどちらかのサイトやアプリなどを活用されているのでしたら、教えていただきたいです。
    申し訳ないですが回答していただけたら助かります。よろしくお願いしますm(__)m

    • にこまる より:

      コメントありがとうございます。
      資産状況のグラフ(ポートフォリオ内訳、時価総額、配当実績、リターン等)はエクセルで自作しております。
      参考にならず、すいません。

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