2022年4月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。
なお、今月の分配金と累積リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
純資産:NAVは32.2万ドルに減少

今月末時点の運用純資産額(NAV)は322,434ドル (前月比:▲14,596ドル/▲4.3%) でした。
チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表しています。
レバレッジを加味した保有ポジションの総額であるGAVなどの内訳は下記のとおりです。

今月末時点では累計入金額277,485ドルに対して、累計利益が44,949ドル (入金額に対して+16.2%)となっています。
レバレッジを加味したGAVは369,229ドル、レバレッジは1.15倍となりました。
新規投資分を除いた単月の純粋な価格変動による損益(キャピタルリターン)は▲19,465ドルでした。
今月は4,000ドルほど入金したのですが、そんなことは関係ないほどの大幅なキャピタルロスを被りました。
今月後半はあまりポートフォリオの状況を確認していなかったので、集計してみたらめちゃくちゃ減っていて驚きました。。。
相変わらずの円安で入金力は弱められてしまっていますが、今後も頑張って入金して、今年の目標のNAV40万ドルに少しでも近づけるように頑張りたいと思います。
資産配分:年明けからの傾向が継続中


年初来からの傾向は変わっていません。
コモディティ銘柄が気を吐くなか、株式全体のパフォーマンスは優れず、ゴールドも上がってきていません。
したがって、今月はコモディティの資産配分が若干高まるとともに、相対的にパフォーマンスがよかった債券の比率が上昇しました。
今後の入金時には株式と債券のポジションを上積みし、コモディティとゴールドの比率を薄めたいと思っています。
ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。

- 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
- 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
- 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
- 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株) & VNQI (米国外REIT・不動産株)
- 中国株:FLCH (中国大型・中型株)
- モメンタム:MTUM (米国モメンタム株)
- たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
- 金融:IXG (全世界金融セクターETF)
- 製薬:大手6社 (ROG, NVS, PFE, MRK, JNJ, ABBV)
- 米国物価連動債:SCHP
- 米国高利回り債:USHY
- 石油:米欧中の大手 (XOM, SHEL, SNP)
- 鉱物:業界No.1 & No.2 (BHP, RIO)
- 穀物:穀物メジャー (ADM)
- ゴールド:低コストETF (GLDM)
- 金鉱:産金量No.1 (NEM)
- 暗号資産:ビットコインETF (BTCC.U)
地域別の内訳は、米国54.8%・先進国30.5%・新興国14.7%、48ヶ国に分散投資されています。
※国別の内訳は上位20位まで。内訳はコモディティ銘柄と金鉱株を含む。


地域別内訳ではほぼ変動はありませんでしたが、米国と先進国が若干上がり、新興国が若干下がる結果となりました。
各地域の目標配分については、ざっくり米国50%、先進国30%、新興国20%くらいのイメージを持っております。
イメージよりも現状の比率が低い新興国株については、今後の入金に合わせて買い増していきたいと思っています。
圧倒的にアンダーパフォームしている中国株をピンポイントで買い増しするか、新興国全体を広くカバーするETFを活用するか等、今後検討したいと思います。
投資活動:今月は定期積立と配当再投資のみ

今月はVEA/VTI/VWOの定期積立と配当再投資のみでした。
配当金額が徐々に増えてきているので、配当再投資分だけでもそれなりの金額を投資できるようになってきています。
円安がひどい状況なので、図らずもドルで入金する配当金の有難味が増している状況です。
今月は4,000ドルほど入金しましたが、現在のIB証券の借入金利1.8%を考えると、リスク資産を買い増すよりも、レバを下げることで年1.8%の確実な利益を取りに行く方を選択してみました。
今後の状況次第でもし何か買いたくなったら、いつでもレバをかけて買い増しができますので、確信が持てない状況で無理にリスクを取る必要はないかなと思った次第です。
そろそろ買い増しをはじめるのにいいタイミングかな…?
今月のリターンはコロナショック以来となる5%以上の大幅なマイナスになりました。
運用金額が当時より増えているので、金額ベースでは約2万ドルのキャピタルロスで当時と同額でした。
もちろん今後の相場の先行きは分かりませんが、これだけ自分のポートフォリオが痛んでいるのを見ると、そろそろポジションを積み増しはじめてよい頃合いなのかなという気もしております。
今後もオールシーズンズ戦略っぽい資産配分を維持することで、株式市場が軟調な時にやられ過ぎないような態勢を取りつつ、下げ相場にも全部付き合う形で時間をかけて資産規模を拡大していきたいと思います。
株価は軟調でも配当金の方は好調ですし、今後も自分のやるべきこと(=全力の入金と規律を守った運用)に集中して頑張って参ります。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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