2024年9月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。
なお、今月の分配金と累積リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
純資産:5か月連続で過去最高を更新
今月末時点の運用純資産額(NAV)は563,097ドル (前月比:+14,484ドル/+2.6%) でした。
チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表しています。
レバレッジを加味した保有ポジションの総額であるGAVなどの内訳は下記のとおりです。
今月末時点では累計入金額421,754ドルに対して、累計利益が+141,344ドル (入金額に対して+33.5%)となっています。
配当再投資を含む新規投資分を除いた単月の純粋な価格変動による損益(キャピタルリターン)は+12,886ドルでした。
レバレッジはゼロですので、GAVとNAVは同額です。
運用開始以来の累計利益は、5カ月連続で伸び続け、14万ドルを超えました。
この数字を月末の為替レートで円換算すると2,000万円ほどになります。
実際には元本部分も円安の恩恵を受けて円換算では膨らんでいるのですが、この5年ほどで累計利益だけでも2,000万円積み上げてこられたのは喜ばしい限りです。
これからも累計利益を20万ドル、30万ドルと積み上げていくため、忍耐強く規律を保った運用を継続してまいります。
資産配分:資産配分はほぼ変動なし
今月末の資産配分は株式 81.7%、債券 18.3%となりました。
先月からの変動は株式+0.3%、債券▲0.3%となっております。
いつもどおり、市場変動がそのまま資産配分の変動として反映されております。
今後の資産配分についてですが、いずれ株式100%にしようかと思っております。
現在、債券は10万ドルほど保有しておりますが、絶対額としてこれ以上債券を保有する必要はないだろうと考えており、今後の追加入金は基本的にすべて株式に投下していきたいと考えています。
ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。
- 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
- 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
- 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
- 新興国株:FLCH (中国大型・中型株) & VWO (新興国株)
- 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株)
- たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
- 米国物価連動債:SCHP
- 米国短期国債:VGSH
地域別の内訳は、米国51.1%・先進国28.4%・新興国20.5%、48ヶ国に分散投資されています。
※国別の内訳は上位20位まで。
地域別内訳は前月比で米国が▲0.9%、先進国が▲0.4%、新興国が+1.3%となりました。
国別比率では、前月時点でNo.1の米国が▲0.9%、No.2の中国が+1.1%、No.3の日本が▲0.2%、No.4の英国が▲0.2%、No.5のスイスが±0.0%となりました。
ポートフォリオの構成はだいたい目標資産配分に一致していますので、今後も米国50%、先進国30%、新興国20%のイメージで資産配分を維持していきます。
投資活動:今月も配当再投資のみ
今月も配当再投資のみでしたが、四半期末ということもあり、1,600ドルほどポジションを積み増すことができました。
これは円換算すると23万円ほどですから、大卒初任給に相当するような金額を何もせずに投下できたことになります。
今後も着実にポジションを積み上げていくことで、配当再投資によって雪だるま式に資産を増やせるように頑張ってまいります。
驚きの5カ月連続の上昇…
先月までの段階ですでに4か月連続でNAVが過去最高を更新しており、今年の目標であるNAV55万ドルまで一気に迫っていたため、このあたりで株価も一服するかと思いきや、驚きの5カ月連続の上昇となりました。
その結果、なんと今年の目標のNAV55万ドルを突き抜け、その先の56万ドル台までNAVは到達しました。
もちろん年末まで株価がこの水準で維持されるかは分かりませんし、この間に追加入金も行ってはいるものの、この5ヶ月でNAVが10万ドル近く増加しました。
半年もしないうちに運用資産が20%も増え、株式投資の威力も実感する次第です。
ただ、これはたまたま市場の調子がよかっただけですから、これからも油断することなく、堅実なライフスタイルを維持することで余剰資金を捻出し、それを市場へ投下していくことを地道に繰り返してまいります。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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