【資産状況】2022年1月末時点のポートフォリオ

資産状況・分配金

2022年1月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。

なお、今月の分配金と累積リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。

純資産:NAVは32.1万ドルに減少

今月末時点の運用純資産額(NAV)は321,221ドル (前月比:▲2,340ドル/▲0.7%) でした。

チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表しています。

レバレッジを加味した保有ポジションの総額であるGAVなどの内訳は下記のとおりです。

今月末時点では累計入金額266,884ドルに対して、累計利益が54,337ドル (入金額に対して+20.4%)となっています。

レバレッジを加味したGAVは379,596ドル、レバレッジは1.18倍となりました。

新規投資分を除いた単月の純粋な価格変動による損益(キャピタルリターン)は▲9,794ドルでした。

前月のプラス分をほぼすべて吐き出す結果となりましたが、年初からS&P500やNASDAQが大きく値を下げるなか、3%程度の下落で済んでいますので、比較的堅調なパフォーマンスだったと言えるのでないでしょうか。

なお、今月は6,500ドルほど入金したので、NAVは先月からあまり変わっていません。

引き続き愚直に入金を継続することで2022年中にNAV40万ドルを達成できるよう頑張っていきたいと思います。

資産配分:コモディティがややオーバーウェイト気味

引き続き目標資産配分に一致した状態が維持されています。

年初からコモディティ関連銘柄のパフォーマンスが素晴らしく、全体的にマーケットが下落するなか、コモディティ(商品)の資産配分が上昇する結果となりました。

今月の追加入金を株式と金の買い増しに充てることで、商品の比率を若干薄めようと試みたのですが、それでも7.4%→8.3%へとこの1月で大きく伸びています。

今月も多少買い増したものの、ゴールド(含むビットコイン)の比率が下がってきているので、今後もゴールドもしくはビットコインを買い増していきたいと思っています。

債券についても金利上昇の動向をずっと注視しており、どこかのタイミングで長期国債を組み入れたいという考えに変更はありません。

ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。

  • 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
  • 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
  • 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
  • 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株) & VNQI (米国外REIT・不動産株)
  • 中国株:FLCH (中国大型・中型株)
  • モメンタム:MTUM (米国モメンタム株)
  • たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
  • 金融:IXG (全世界金融セクターETF)
  • 製薬:大手6社 (ROG, NVS, PFE, MRK, JNJ, ABBV)
  • 米国高利回り債:USHY
  • 米国物価連動債:SCHP
  • 石油:米欧中の大手 (XOM, RDSB, SNP)
  • 鉱物:業界No.1 & No.2 (BHP, RIO)
  • 穀物:穀物メジャー (ADM)
  • ゴールド:低コストETF (GLDM)
  • 金鉱:産金量No.1 (NEM)
  • 暗号資産:ビットコインETF (BTCC.U)

地域別の内訳は、米国53.4%・先進国30.5%・新興国16.0%48ヶ国に分散投資されています。

※国別の内訳は上位20位まで。内訳はコモディティ銘柄と金鉱株を含む。

今月はVIGIと中国株ETFの買い増しを行いましたので、地域別内訳ではアメリカが若干下がり、先進国と新興国の比率が若干上がりました。

2021年末時点の時価総額では、米国が世界の60%ほどを占めており、私のポートフォリオは若干米国をアンダーウェートする形になっておりますが、過去10年ほどの米国市場の無双っぷりがこれからの10年でも再現されることはないだろうと思っているので、地域別の配分はだいたいこんな感じでいいと思っております。

相変わらず中国の比率が2番目に大きいですが、中国株も年初来からしっかり下げております。

このところ報われていないポジションではあるものが、またいつか爆発的なパフォーマンスを見せてくれることを期待して今後もホールドしていくつもりです。

投資活動:今月は追加入金で株式とゴールドを購入

今月はVEA/VTI/VWOの定期積立と配当再投資(MO)に加え、追加入金(+追加レバレッジ)を原資にした買い増しを行いました。

追加入金分はいつもどおり、比率が下がってきているポジションの上積みに使いました。

このやり方は、直近で利が伸びてない(≒値動きがイケていない)ポジションに資金を投下することになるため、いつも『あ~、今これ買わないといかんのか…』とか思いながら、買い注文を入れております。

ただ一方で、昨年にこんな感じで半ば萎えながら買い増し続けたコモディティ株やタバコ株が年初からアゲアゲで助かっていたりもしますので、今はイケてない銘柄もいつか日の目を見る局面が来ることを信じて、今後も規律を守り、継続性を持った運用を行っていきたいと思います。

債券市場の動向を見守りつつ、しばらくは継続性を重視

以前から何度か触れているとおり、どこかの段階でよりパッシブな形にポートフォリオを組み替えるとともに、レバレッジを引き上げることでリターンを追求したいという考えに変わりはありません。

このところ、債券市場の動きが激しくなっていますが、FRBの利上げが今年だけで5回以上織り込まれいるような現状を考えると、次の相場サイクルの金利水準が定まるのは必然的に来年以降なのかなあと思ったりもしています。

また、現状のポートフォリオはバリュー株に寄っているため、ここ数年はあまりパフォーマンスがよくなかったのですが、昨年末頃から徐々に風向きが変わってきたことも感じています。

ですので、債券市場の動向を注視しつつ、しばらくは現状のポートフォリオをベースに運用を継続しようと思っております。

本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。

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