2023年12月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。
なお、今月の分配金と累積リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
純資産:2カ月連続で過去最高を更新
今月末時点の運用純資産額(NAV)は459,163ドル (前月比:+16,066ドル/+3.6%) でした。
チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表しています。
レバレッジを加味した保有ポジションの総額であるGAVなどの内訳は下記のとおりです。
今月末時点では累計入金額389,915ドルに対して、累計利益が+69,248ドル (入金額に対して+17.8%)となっています。
新規投資分を除いた単月の純粋な価格変動による損益(キャピタルリターン)は+13,160ドルでした。
レバレッジはゼロですので、GAVとNAVは同額です。
11~12月の2ヶ月で+3.9万ドルの大幅なキャピタルゲインを得ることができ、NAVは2カ月連続で過去最高を更新しました。
この間、1円も追加入金していませんので、純粋な市場変動によってこれだけのゲインを得たことになります。
年末に節目の45万ドルを超えて1年を終えることができました。
来年もこれまで通り、長期的な視点で物事を考えながら、自分のやるべきことに集中して地道な取り組みを継続してまいります。
資産配分:資産配分は前月から変更なし
今月末の資産配分は株式 80.7%、債券 19.3%となりました。
先月からの変動は株式+0.4%、債券▲0.4%となっております。
株式市場が好調だったため、株式がオーバーウェイトになっていますが、この程度であれば、リバランスを行う必要はありませんので、引き続きこのまま取り組んでいきます。
今後も株式80%・債券20%を目安に資産配分を維持していきます。
ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。
- 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
- 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
- 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
- 新興国株:FLCH (中国大型・中型株) & VWO (新興国株)
- 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株)
- たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
- 米国物価連動債:SCHP
- 米国短期国債:VGSH
地域別の内訳は、米国51.6%・先進国28.9%・新興国19.4%、47ヶ国に分散投資されています。
※国別の内訳は上位20位まで。内訳はコモディティ銘柄(GUNR)を含む。
地域別内訳は前月比で米国が+0.4%、先進国が+0.1%、新興国が▲0.6%となりました。
国別比率では、No.1の米国が+0.4%、No.2の中国が▲0.6%、No.3の日本が▲0.1%、No.4の英国が▲0.2%、No.5のカナダが±0%となりました。
ポートフォリオの構成は、ほぼ目標資産配分に一致していますので、今後も米国50%、先進国30%、新興国20%のイメージで資産配分を維持していきます。
投資活動:追加入金はなく配当再投資のみ
今月は追加入金はなく、配当再投資のみでしたが、年末で配当が多かったので、2,900ドル超を配当再投資によって買い付けることができました。
円換算では40万円ほどを追加入金なしで購入できた計算になりますので、少しずつですが資産規模の拡大に伴い、複利効果が発揮されつつある感じがいたします。
今後も忍耐と規律をベースに地道な取り組みを継続することで、じわじわと投資口数と配当を伸ばしてまいります。
2024年は純資産55万ドルを目標に取り組む
2023年は11月・12月のラリーのおかげで思ったよりもNAVを伸ばすことができました。
2024年はここから更に高みを目指し、55万ドルを目標としたいと思います。
現在のNAVを1年かけて20%増加させることができれば、55万ドルに到達できます。
直近2年間のNAVの増加率の実績は、2022年は2021年末から+7.5%、2023年は2022年末から+32.0%ですので、たまたまですが+20%は過去2年間のちょうど中間値となります。
来年の為替次第でドル建の入金力も変わってきますし、株式市場がネガティブリターンとなれば、おそらくこの目標を達成することはできないと思いますが、あくまで目標ですので高めに設定して頑張っていきます。
イメージとしては、55万ドルを目指しつつ、その下の50万ドルを必達目標として取り組みます。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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