2022年5月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。
なお、今月の分配金と累積リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
純資産:NAVは33.0万ドルに増加
今月末時点の運用純資産額(NAV)は330,009ドル (前月比:+7,575ドル/+2.3%) でした。
チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表しています。
レバレッジを加味した保有ポジションの総額であるGAVなどの内訳は下記のとおりです。
今月末時点では累計入金額282,115ドルに対して、累計利益が47,894ドル (入金額に対して+17.0%)となっています。
レバレッジを加味したGAVは377,448ドル、レバレッジは1.14倍となりました。
新規投資分を除いた単月の純粋な価格変動による損益(キャピタルリターン)は+2,947ドルでした。
今月は4,000ドル弱の入金を致しましたので、NAVはその分余計に増加しております。
今月は途中で5.5%くらいマイナスになり、結構下がるなぁと思っていましたが、最終的にはプラスに転じて終わりました。
引き続き円安によって入金力がかなり弱体化しておりますが、今後も諦めずに入金し続けることで今年の目標のNAV40万ドルに少しでも近づけるように頑張りたいと思います。
資産配分:コモディティの一人勝ちが継続中
年初来から一人で頑張っているコモディティ銘柄群が今月も頑張っています。
配当再投資以外の買い増しがゼロにも関わらず、コモディティ比率が昨年末の7.4%から9.6%まで高まってきています。
今月は相場がかなり下がっていたので、株式ETFの買い増しを行ったことから株式の比率が若干上昇するとともに、債券とゴールドの比率が下落しました。
今後も入金時には目標比率を下回っているアセットクラスに優先的に資金を投下していきたいと思っています。
ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。
- 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
- 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
- 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
- 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株) & VNQI (米国外REIT・不動産株)
- 中国株:FLCH (中国大型・中型株)
- たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
- 金融:IXG (全世界金融セクターETF)
- モメンタム:MTUM (米国モメンタム株)
- 製薬:大手6社 (ROG, NVS, PFE, MRK, JNJ, ABBV)
- 米国物価連動債:SCHP
- 米国高利回り債:USHY
- 石油:米欧中の大手 (XOM, SHEL, SNP)
- 鉱物:業界No.1 & No.2 (BHP, RIO)
- 穀物:穀物メジャー (ADM)
- ゴールド:低コストETF (GLDM)
- 金鉱:産金量No.1 (NEM)
- 暗号資産:ビットコインETF (BTCC.U)
地域別の内訳は、米国54.8%・先進国30.5%・新興国14.7%、48ヶ国に分散投資されています。
※国別の内訳は上位20位まで。内訳はコモディティ銘柄と金鉱株を含む。
地域別内訳では米国は若干下げ、先進国は若干上がり、新興国は変わらずという結果になりました。
各地域の目標配分については、ざっくり米国50%、先進国30%、新興国20%くらいのイメージを持っておりますので、イメージよりも現状の比率が低い新興国株については、今後徐々に比率を調整していきたいと思っています。
圧倒的なアンダーパフォーマーとなっている中国株ですが、私はレイダリオ氏同様、中国株の将来を信じておりますので、そのうち買い増ししたいと思っています。
投資活動:今月は追加入金で株式ETFを購入
今月はVEA/VTI/VWOの定期積立と配当再投資のみに加え、追加入金に伴う買い増しを行いました。
今月は上旬から中旬にかけて、株式市場がかなり厳しい展開でしたので、そのタイミングで4,000ドルほど入金して、株式ETF(VYMI/VIG/VIGI)を追加購入しました。
直近でIB証券の借入金利が2.33%まで上昇しており、積極的にレバをかけづらい状況になっていますので、レバレッジは現状の比率を維持する程度にしております。
今後も入金に合わせて、レバレッジも適度に活用しながら、ポートフォリオを大きくしていければと思っています。
何も考えないでとにかく入金と買い増しを繰り返したい
今月は一時マイナス5.5%までいきまして、年初来でも結構なマイナスになる時期がありました。
結局は下旬に相場が持ち直したので、プラスのリターンで終えることができましたが、米国のインフレが落ち着くまではしばらく不安定な相場環境が続くのかなと思ったりしております。
とは言っても、私には底を当てることや、相場の先行きを読むことなどできませんから、今後もひたすらに出来る限りの入金をすること、そしてそれを原資に目標とする資産配分に従って買い増しを続けていくことに集中していきたいと思います。
ポートフォリオの規模も(円安のおかげですが)4千万円規模になっており、毎月の運用状況をモニタリングしていても、いい感じで手ごたえがある規模感になってきたなと感じております。
ただ、最終目標に比べると、まだ五合目といったところですので、上述のとおり、気を抜かないでこれからも全力で頑張りつつ、目標達成までの過程もこのブログで記録していきたいと思います。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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