2024年7月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。
なお、今月の分配金と累積リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
純資産:3か月連続で過去最高を更新
今月末時点の運用純資産額(NAV)は534,982ドル (前月比:+17,817ドル/+3.4%) でした。
チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表しています。
レバレッジを加味した保有ポジションの総額であるGAVなどの内訳は下記のとおりです。
今月末時点では累計入金額421,754ドルに対して、累計利益が+113,228ドル (入金額に対して+26.8%)となっています。
配当再投資を含む新規投資分を除いた単月の純粋な価格変動による損益(キャピタルリターン)は+16,503ドルでした。
レバレッジはゼロですので、GAVとNAVは同額です。
好調な株式市場の恩恵を受け、遂に運用開始以来の累計利益が節目の10万ドルを突破しました。
一時期は含み益がなかなか増えず、投下資金の割に利益が伸びないな、と思っていましたが、資産規模が大きくなってきたこともあり、今月で一気に10万ドルを突破し、11万ドルまで累計利益が伸びました。
記録を取り始めたのが2019年8月ですので、ちょうど5年かけて11万ドルの利益を積み上げることができたことになります。
これからも忍耐強く規律を保った運用を継続することで、この数字を20万ドル、30万ドルと積み上げていきたいと思います。
資産配分:資産配分はほぼ変動なし
今月末の資産配分は株式 81.1%、債券 18.9%となりました。
先月からの変動は株式+0.4%、債券▲0.4%となっております。
いつもどおり、市場変動がそのまま資産配分の変動として反映されております。
今後も株式80%・債券20%を目安に資産配分を維持していきます。
ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。
- 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
- 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
- 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
- 新興国株:FLCH (中国大型・中型株) & VWO (新興国株)
- 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株)
- たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
- 米国物価連動債:SCHP
- 米国短期国債:VGSH
地域別の内訳は、米国51.8%・先進国28.7%・新興国19.5%、48ヶ国に分散投資されています。
※国別の内訳は上位20位まで。
地域別内訳は前月比で米国が+0.6%、先進国が▲0.1%、新興国が▲0.5%となりました。
国別比率では、前月時点でNo.1の米国が+0.6%、No.2の中国が▲0.6%、No.3の日本が+0.2%、No.4の英国が▲0.1%、No.5のスイスが+0.2%となりました。
ポートフォリオの構成はだいたい目標資産配分に一致していますので、今後も米国50%、先進国30%、新興国20%のイメージで資産配分を維持していきます。
投資活動:今月は配当再投資のみ
今月は配当再投資のみでしたが、1,300ドル超のポジションを積み上げることができました。
円換算すると20万円近くになりますので、何もしなくても自動でこれくらい資産が積み上がっていってくれるのは、喜ばしい限りです。
今後も受け取る配当金が増えていくにつれ、配当再投資によってポジションが積み上がるペースも自動的に上がっていくはずです。
これこそが長期投資の恩恵(複利効果)ですので、これからも変わらずに自分がコントロールできることに集中して、規律を保った運用を継続してまいります。
今年の目標NAV55万ドルが勝手に近づいてきた
今月の市場変動によって、2024年の目標であるNAV55万ドルが、あと1.5万ドルまで急速に近づいてきました。
これはひょっとすると追加入金をせずとも、市況次第では55万ドルに届いてしまうのでは、と思い始めました。
ただ、もうひとつの目標である配当金額については、NAVが増えたからと言って同じようには増えていきませんので、仮に市況によってNAV55万ドルが勝手に達成されたとしても追加入金の手を緩めるわけにはいきません。
結局は市場が良い時も悪い時も、自らを律して、可能な限り多くの金額を、可能な限り早く市場に投下することで早めに市場リターンを回収しはじめる、という基本原則は変わりません。
この作業自体は代わり映えせず、特に楽しいものではありませんが、その結果、このように資産が増大していくのを記録し、実感することは楽しいので、これからも忍耐強く規律を保った運用を継続してまいります。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
コメント