【資産状況】2023年9月末時点のポートフォリオ

資産状況・分配金

2023年9月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。

なお、今月の分配金と累積リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。

純資産:追加入金により、NAVは40万ドル台を回復

今月末時点の運用純資産額(NAV)は405,730ドル (前月比:+7,450ドル/+1.9%) でした。

チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表しています。

レバレッジを加味した保有ポジションの総額であるGAVなどの内訳は下記のとおりです。

今月末時点では累計入金額369,876ドルに対して、累計利益が+35,854ドル (入金額に対して+9.7%)となっています。

新規投資分を除いた単月の純粋な価格変動による損益(キャピタルリターン)は▲15,315ドルでした。

レバレッジはゼロですので、GAVとNAVは同額です。

先月のキャピタルリターンが▲11,481ドルでしたので、2カ月連続で1万ドルを上回る大幅なネガティブリターンとなりましたが、月中に2万ドルほど追加入金したので、NAV自体は若干増加して40万ドル台を回復しております。

今後も相場次第では40万ドルを割り込む局面もあると思いますが、粘り強く入金を継続することで、なるべく早くに40万ドル台を盤石なものにしていきたいと思っています。

資産配分:ポートフォリオをより洗練させるべく、資産配分を変更

今月末の資産配分は株式 79.4%、債券 20.6%、 商品 0.0%となりました。

今月から目標資産配分を変更し、株式80%・債券20%を今後の目標資産配分とすることといたしました。

目標資産配分に合わせて、ポートフォリオの入れ替えを行ったあと、株式市場が下落したため、月末時点では株式が目標比率を若干下回り、その分、債券が目標比率を上回る状態となっています。

商品については、月中に保有するGUNRを全売却したのですが、その後GUNRから配当が入り、その分の配当再投資が月末直前で自動で実行されました。

そのため、月末時点では2口だけGUNRを保有していましたので、上記の資産配分に商品を含めていますが、10月に入ってからすでにGUNRは完全売却済みです。

ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。

  • 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
  • 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
  • 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
  • 新興国株:FLCH (中国大型・中型株) & VWO (新興国株)
  • 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株)
  • たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
  • 米国物価連動債:SCHP
  • 米国短期国債:VGSH
  • コモディティ:GUNR (全世界コモディティ株)

地域別の内訳は、米国50.5%・先進国28.8%・新興国20.6%47ヶ国に分散投資されています。

※国別の内訳は上位20位まで。内訳はコモディティ銘柄(GUNR)を含む。

地域別内訳は前月比で米国が+0.5%、先進国が▲0.1%、新興国が+0.5%となりました。

国別比率では、No.1の米国が+0.5%No.2の中国が▲0.5%、No.3の英国が▲0.8%、No.4の日本が+0.4%、No.5のカナダが▲0.4%となりました。

ポートフォリオの構成は、ほぼ目標資産配分に一致していますので、今後も米国50%、先進国30%、新興国20%のイメージで資産配分を維持していきたいと思います。

投資活動:ポートフォリオの組み替えを実行

今月は追加入金も活用し、ポートフォリオの組み替えを実行しました。

コモディティ銘柄(GUNR、386)とゴールド(GLDM)は月中時点での保有分を全売却しました。

今後は以下の資産配分を目安に状況に応じて調整していければと思っています。

  • 全世界株(VTI/VEA/VWO/VT):20%
  • 米国株(VYM/VIG):20%
  • 米国外株(VYMI/VIGI):20%
  • 新興国株(FLCH/VWO):10%
  • 不動産+その他(VNQ+MO, PM, BTI):10%
  • 米国物価連動債(SCHP):10%
  • 米国国債(VGSH):10%

新たな資産配分で50万ドルとその先を目指す

今月に入り、ある程度まとまった資金が投下可能になったため、このタイミングで資産配分をよりVTに近づける形で調整しました。

昨年来、ベンチマークであるVT(全世界株ETF)を大きくアンダーパフォームし続けており、仮に全資産をVTに投じていた場合、すでにNAVが50万ドルを突破していたことから、「こんな遊びを入れたポートフォリオをいつまでも引っ張っていてもいいのだろうか」と思い悩んでおりました。

結論としては、遅かれ早かれ、いずれはVTに寄せる方向で調整を進めていくのだから、無駄な遊びはさっさとなくして、ポートフォリオを洗練させていこうと決断しました。

今後はこれまで以上に世界の株式市場の状況が収益に反映されていくことになりますが、10年単位で考えれば、まず間違いなく以前のポートフォリオよりも、高いリターンを獲得できると考えております。

あとは余計なことはせず、なるべく早くになるべく多くの資金を投下し、じっくりと運用することで複利効果を得ながら、次の節目となる50万ドル、そしてその先を目指してまいります。

本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。

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