2020年12月までの分配金実績と年初来パフォーマンスを集計しました。
別記事にて、2020年12月末時点のポートフォリオも公開していますので、興味がある方はこちらもご覧ください。
今月の配当は1,669ドル、年間配当は7,008ドル
今月の分配金は1,669ドル、2020年の受取配当金は計7,008ドル(ともに税引前)となりました。
今回、四半期末に配当が集中する形にポートフォリオを組み直したことが寄与していますが、それでも単月で1,700ドル近い配当があったのはインパクトがあります。
また、年間配当金もちょうど7,000ドルほどになったので、2021年に向けたいいベンチマークになりました。
今年は難しいと思いますが、2022年には年間配当1万ドル超えを実現したいと思います。
受取配当金の内訳は以下のとおりです。
銘柄 | 金額(税引前) |
---|---|
VCLT(米国長期社債ETF) | $172.11 |
VT(全世界株ETF) | $71.26 |
VEA(先進国株ETF) | $19.90 |
VWO(新興国株ETF) | $28.89 |
VYM(米高配当株ETF) | $212.87 |
VIG(米連続増配株ETF) | $57.79 |
VIGI(連続増配株ETF) | $115.64 |
VYMI(高配当株ETF) | $116.32 |
FLCH(中国株ETF) | $142.73 |
VNQ(米国リートETF) | $190.97 |
VNQI(米国外リートETF) | $56.55 |
IXG(全世界金融株ETF) | $113.55 |
JNJ(米国製薬大手) | $11.11 |
PFE(米国製薬大手) | $17.10 |
VWOB(新興国ドル建国債) | $19.28 |
SCHP(物価連動債ETF) | $12.24 |
USHY(高利回り債ETF) | $25.14 |
PFF(優先株ETF) | $32.26 |
RDSB(英蘭石油大手) | $86.25 |
ADM(米国穀物メジャー) | $33.84 |
NEM(米国金鉱大手) | $19.84 |
GOLD(加金鉱大手) | $10.62 |
JNK(高利回り債ETF) | $22.58 |
TIP(物価連動債ETF) | $10.76 |
SRET(高配当REIT ETF) | $22.25 |
WBK(豪州メガバンク) | $43.53 |
SYEP(IB証券プログラム) | $3.92 |
合計 | $1,669.30 |
今月はSBI証券で権利取りしていた銘柄たちに加え、IB証券で取得した銘柄からも配当を受け取ったため、非常に銘柄数が多くなりました。
なお、上記リストのうち、最後にあるSYEPというのは、IB証券が提供している利回り向上プログラムのことです。
正式にはStock Yield Enhancement Programといい、自身が保有する株式をIB証券が(自動で)空売りする人に貸し出すことで、貸株に対する金利を受け取ることができるプログラムです。
各銘柄が貸し出されると、1日単位で金利がチャージされるため、SYEPの内訳には0.02ドルとか少額のものを含まれていますが、1か月分を全て積み上げると$3.92と追加的な収入が得られています。
こういった制度も利用することで、じわじわと資産を増やしていければと思っています。
2020年の年間リターンは+9.67%
12月の月次リターンは+1.28%と先月に引き続きポジティブリターンとなりました。
最後の2営業日で辛うじてキャピタルリターンもプラ転したのでよかったです。
単月の配当が過去最高を記録したのに伴い、インカムリターンも+0.68%と過去最高を記録しました。
上記の月次リターンを年初来に換算した数字は以下のとおりです。
2020年の年間トータルリターンは+9.67%(グラフの緑点)となりました。
3月に含み損が3万ドルを超えた頃には、2020年のリターンがこれほどプラスになることなど、1ミリも想像していませんでした。
想像以上に早かったワクチンの開発含め、今年はほんとに運がよかったです。
私の運用スタイルでは各年の成績は完全にマーケット次第なので、短期的な目標などはありませんが、長期的な期待リターン(5~7%程度)を実現するために、今年も引き続き入金を継続し、資産形成を推し進めて参ります。
証券会社の切り替えも完了し、今年も粛々と運用に取り組む
今月、SBI証券からIB証券に切り替えるタイミングで、1週間ほど間が空いてしまい、かつその間にも市場は上昇してしまったのですが、そこでしっかりと心理的抵抗感に抗い、証券会社移行・ポートフォリオ再構築を計画通りやり切れた点はよかったと思っています。
株式のバリュエーション的には今年も大きな調整が入る余地はあると思いますので、そういった時に手放す必要がなく、むしろ心理的に買い増しがしやすいETFをポートフォリオの主軸に据えました。
私はマーケットや主要指数をアウトパフォームしようとはあまり思っていませんが、ダウンサイドをどうやって乗り切るかは結構意識しています。
以前はオール・シーズンズ戦略に則り、ダメージ自体(最大下落幅)を抑えることを志向していましたが、今年からはダメージを受けることは許容しつつ、保有銘柄(ETF)を長期的にホールドし続けて、下落局面を耐え抜く作戦に変更しています。
今年も規律を守り、余裕資金を投下し続け、かつリバランスや配当再投資を行い、安定的なパフォーマンスを志向するなかで、運よく結果(リターン)もついてくればいいなと思っています。
2020年は相場的には歴史的な年となりましたが、これをくぐり抜けた世の個人投資家の皆さんとともに、今年も引き続きナイスな資産運用に励んで参りたいと思います。
本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。
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