【資産状況】2022年2月末時点のポートフォリオ

資産状況・分配金

2022年2月末時点でのポートフォリオの状況をまとめました。

なお、今月の分配金と累積リターンも別記事にて紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。

純資産:NAVは32.9万ドルに増加

今月末時点の運用純資産額(NAV)は329,959ドル (前月比:+8,738ドル/+2.7%) でした。

チャートの下から、累計純入金額を濃いオレンジのバー、投資による累計利益(受取配当+含み益)をその上の斜線、レバレッジポジションを薄いオレンジのバーで表しています。

レバレッジを加味した保有ポジションの総額であるGAVなどの内訳は下記のとおりです。

今月末時点では累計入金額273,697ドルに対して、累計利益が56,263ドル (入金額に対して+20.6%)となっています。

レバレッジを加味したGAVは381,613ドル、レバレッジは1.16倍となりました。

新規投資分を除いた単月の純粋な価格変動による損益(キャピタルリターン)は+1,417ドルでした。

なお、今月は6,500ドルほど追加入金したので、その分NAVは大きめに増加しています。

今月はロシアのウクライナ侵攻が起き、株式・債券・商品と各アセットが大きく動きましたが、私自身のポートフォリオはそこまで大きな動きは見られていません。

引き続き愚直に入金を継続することで2022年中にNAV40万ドルを達成できるよう頑張っていきたいと思います。

資産配分:コモディティと金がオーバーウェイト

おおむね目標資産配分に一致した状態が維持されています。

コモディティ関連銘柄が引き続きアウトパフォームしており、先月以上にコモディティ(商品)の資産配分が上昇する結果となりました。

また、ロシアのウクライナ侵攻あたりからゴールドやビットコインが値を戻してきたことから、ゴールドも目標配分の7.5%を上回る状態になっています。

既存ポジションを売却する形でのリバランスはなるべく行いたくないので、比率が落ちてきている株式と債券については、今後の入金時にポジションを上積みする形で対応していきたいと思っています。

ポートフォリオの資産・銘柄別の内訳は以下のとおりです。

  • 全世界株:VTI (米国株) & VEA (先進国株) & VWO (新興国株) & VT (全世界株)
  • 米国株:VYM (高配当株) & VIG (連続増配株)
  • 米国外株:VYMI (高配当株) & VIGI (連続増配株)
  • 不動産:VNQ (米国REIT・不動産株) & VNQI (米国外REIT・不動産株)
  • 中国株:FLCH (中国大型・中型株)
  • モメンタム:MTUM (米国モメンタム株)
  • たばこ:大手3社 (MO, PM, BTI)
  • 金融:IXG (全世界金融セクターETF)
  • 製薬:大手6社 (ROG, NVS, PFE, MRK, JNJ, ABBV)
  • 米国高利回り債:USHY
  • 米国物価連動債:SCHP
  • 石油:米欧中の大手 (XOM, RDSB, SNP)
  • 鉱物:業界No.1 & No.2 (BHP, RIO)
  • 穀物:穀物メジャー (ADM)
  • ゴールド:低コストETF (GLDM)
  • 金鉱:産金量No.1 (NEM)
  • 暗号資産:ビットコインETF (BTCC.U)

地域別の内訳は、米国53.4%・先進国30.4%・新興国16.2%49ヶ国に分散投資されています。

※国別の内訳は上位20位まで。内訳はコモディティ銘柄と金鉱株を含む。

地域別内訳では前月からほぼ変動ありませんでしたが、地域別の配分はだいたいこんな感じでいいと思っております。

ざっくり米国50%、先進国30%、新興国20%くらいのイメージで今後もやっていければと思っています。

現在は新興国株の比率が若干乖離していますが、このところダメダメな中国株がどこかで復活すれば、その時には自然にいい感じのバランスに戻るのではないかと思っています。

投資活動:今月は追加入金でデレバレッジ

今月はVEA/VTI/VWOの定期積立と配当再投資(BTI/USHY/SCHP)を行いました。

追加入金分はいつもどおり、比率が下がってきているポジションの上積みに使おうかと思ったのですが、マーケットの動きが激しかったので下手に動いて失敗するくらいなら、確実にプラスの結果を得られるデレバレッジでいいかなと思い、結局何も購入せずにレバを下げるだけになりました。

今は借入金利が1.8%くらいなので、追加入金分は年1.8%の利益(正確には利払いの減少)を生んでくれます。

3月は配当が入る銘柄が多く、再投資も多く行われると思いますので、楽しみです。

また、レバを上げる余力はあるので、今後マーケットがじわじわ下げていったり、資産配分があまりにも目標から乖離するようであれば、追加のレバを使うことも考えています。

余計なことするよりも継続性重視の方がよさそう

今月はロシアのウクライナ侵攻以降、かなり値動きが激しくなり、1日でNAVが6,000ドル以上変動する日も何度かありました。

幸いなことに減るばかりでなく、大きく増える日もあったので、結局は今月をプラスで終えることができたわけですが、どこかでタイミングをみて売買をしていたら、大きくマイナスになった可能性もありました。

なので、以前からの「ポートフォリオをよりパッシブな形に組み替えたい」という気持ちは持っていますが、しばらくは継続性を重視して現状のポートフォリオに頑張ってもらうのでいいかなと思っております。

コモディティ高騰とインフレは私のポートフォリオには追い風になってくれるはずですので、余計なことはせず、航路を守って頑張って参ります。

本日は以上です。最後まで目を通していただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました